bm-koishikeribu(yui)
akemetal

AKEーMETALさんの作品集【
ベビメタ小説:【su-live】 Mr.TAIGA

-【小石蹴り部 第9章】-

-2017年3月-

484-24日 15:41

そろそろ、4月だ!

テン「もしかしたら、近くに悪魔が紛れているかもしれない!」
MOA「え! あいつらいるのか?」
テン「あれは、召喚悪魔ですか?」
MOA「いや。小林っていう、薄汚いやろうです。」
KOBA「………聞こえてるんですけど?」
MOA「来やがったな! もやし男! ちょー、細い~!」
KOBA「黙れ、チビッ子! ………あれ、そちらのナイスバディーの美人さんは?」
FOX「なんて下品な! こら、小林! テン様に向かって、その口の聞き方はないでしょうが!」
KOBA「なんだ? 嫉妬か~。 へい、そこの彼女! 俺と一緒に……、(バチン)。………うわ~~~、痛いよ~~~~。………シクシク。」
MOA「こら! 小林! テン様に向かって、その口の聞き方は何!」
KOBA「みんなして、なんだよ~!」
テン「最愛さん。キツネさん。いいんですよ。」
FOX「おお! 心のお広い。………さすがは、テン様!」
テン「この方の事は、モンスター界に送りますから!」
FOXMOA「あ~、やっぱ、怖いわー。」

結局、冗談で、KOBAは無事に人間界に留まれた。


485-24日 16:14

久々のSU,YUI。

SU「ねえねえ、由結ちゃん。」
YUI「どうしたの? 今、ポンジュース飲もうとしてたんだけど!」
SU「……絶対、わざとだろ?」
YUI「何が? ポンジュース飲もうとして、コップを〈コツッ〉って置いたら、すぅちゃんが話しかけてきたんだYO!」
SU「………わざとらしすぎるんですけど?」
YUI「で、どうしたの?」
SU「最近、最愛ちゃんの事、見た?」
YUI「そう言えば、見てないな~……。」
SU「どうしたんだろうね?」
YUI「まあ、そこら辺をナイスバディーの美人さんと歩いてるでしょ!」
SU「それはないでしょ………。って、最愛ちゃんだ! うわ! 本当にナイスバディーの美人さんと居るし!」
YUI「マジかww って、あれ誰だろう?」
SU「………う~ん? 実は、最愛ちゃん、お姉さん居たんじゃない!」
アケ「お! あれがFOXGODよりも偉いと噂のテン様か! うわ~……、すげ~、美人やな~!」
SU「キツネ様よりも! いやいや、ヤバいじゃん! 話しかけられたら、ヤバい!」
MOA「よ~、すぅちゃん、由結!」
SUYUI「げっ!」
テン「こんにちは! あなた方がすず香さんと由結さん?」
SUYUI「ハ……、ハイ!」
テン「由結さん! あなた、今まで、召喚悪魔を召喚してきたそうですね? それは、実は大罪なのですよ! あなたには罰を受けていただかないといけません!」
YUI「………わ、分かりました。 罰を受けます。」
MOA「いいの? 諦めたら、そこで試合終了ですよ!」
YUI「安西先生!」
テン「世界が終わるまでは~………」
SU「あ! ノリいいね!」

こうして、SUYUIとも仲良くなったテン様だった。


487-24日 19:43

テン様以外のネタもやんないと!

SU「コンコン!」
MOA「すぅちゃんがキツネさんになっちゃった。どうしよう? もやし! どうにかして!」
KOBA「………せめて、小林さんにしてよ。」
YUI「どうしよう? ゴボウ! どうにかして!」
KOBA「他の野菜ならいいって事じゃないですよ。」
アケ「……だれかぼくの名前を呼んで だれでもかまわないよ 早く!……」
FOX「稲葉浩志さんの、透明人間……。この曲には、色んな噂がありますけど、寂しい曲ですよね………。」
KOBA「なんか曲の説明で、誤魔化そうとしてるけど、細いどころか、もうもはや、誰にも見えないと……。」
MOA「でも、曲がどんな曲か気になる!」
YUI「それに、噂の方も気になるし……。」
アケ「じゃあ、聞きますか?」
MOAYUI「はーい! お願いしま~す!」
FOX「じゃあ、行きましょう!」

KOBA「………本当に透明人間になっちゃった? ………伝言はありませんか?……。

SU「………だれかぼくの名前を呼んで……。」


この曲は本当に寂しいです。でも、名曲です。


488-24日 20:03

Let'sしりとり

YUI「しりとりしようYO!」
MOA「暇だからOK!」
YUI「しりとり!」
MOA「りんご」
アケ「ゴボウ」
FOX「雲母!」
YUI「もやし!」
MOA「鹿!」
アケ「カウント!」
FOX「透明人間!」
YUI「あ~! ん、がついた~!」
MOA「キツネさんの負け~!」
FOX「あ~! くそ~!」
KOBA「おいおい、ちょっと、待てーい!」
YUI「どうしたの? ゴボウプロデューサー!」
MOA「参加したかったの?もやしパパ! 」
KOBA「………パンチしていい?」
FOX「いいです。透明人間プロデューサー!」
YUI「さすが、ゴボウ!」
MOA「ウジ虫、もやし!」
KOBA「………お前ら~!!」
FOX「コバさん! お、じゃないですよ。 し、ですよ!」
KOBA「へ?」
YUI「気付いてないの? 今、しりとりしてるんですけど!」


SU「………だれかぼくの名前を呼んで……」


忘れられる、すぅさん……。


489-24日 21:55

テン様の生い立ち

MOA「ところで、テン様ってどういう生い立ちなんですか?」
テン「そうですね~、正直、言うと、人間界で生まれる可能性があったんですよ。それも、中元家にね! すず香さんの双子の姉としてね。けど、神に引き止められて、結局、こういう事になりました。イエーイ!」
YUI「かわいい! イエーイがかわいい!」
FOX「てか、そういえば、顔つきが、すぅちゃんの顔の骨格をシュッとした感じですね。」
SU「あ~、生まれてほしかったな~……。」
KOBA「お! テンさ~ん! こんにちはー!」
MOA「来やがったな~!妖怪スケベもやし!」
KOBA「………なんで、最近もやしなの? 普通におとうさんって呼んでよ!」
YUI「お前はただのゴボウだろうが!」
SU「どうしたの?ジャイアント白田!あ!少食だったねwww」
KOBA「己らは~……。」
テン「怒らないで、おとうさん!」
SUYUIMOAFOXKOBA「へ?」
テン「怒ると体に悪いよ。おとうさん!」
FOX「ちょっ!テン様!正気ですか?」
テン「おとうさん!大好き~!」
KOBA「………フラッ、パタン!」
SU「あ!失神した。」
テン「フフッ!ちょろいちょろい!」
SUYUIMOAFOX「あー。やっぱ、怖いわー!」

実際にテン様居たら、かわいいだろうな~!


490-24日 22:40

テンさんと神バンド

YUIMOA「あ! 神バンドの皆様だ~!」
大村「お! 由結ちゃん、最愛ちゃん! 元気~!」
BOH「は~、それにしても、朝シャンは気持ちいいよ~!」
SU「髪がないのに、神バンドやってる人だ~。てか、朝シャンって、洗うところねえだろうが!」
BOH「何を~! 私は頭じゃないですよ。下の方の毛を、こういう風にゴ………。」
MOA「ハーイ! テンさんが居るのに変な話ししないでー!」
大村BOH「ん? テンさん?」
YUI「キツネ様の上を行く、偉さを持つ方、大天使テン様ですぞ!」
大村「ふ~ん……。かわいいですね。出身は、どこですか?」
SU「な! 大村さん! なんて事を……。」
BOH「てか、その大天使って本当なんですか? そこら辺のキャバクラに居てもいいくらいの美貌ですよ!」
MOA「…これは酷すぎる!」
BOH「へい! そこの彼女! 俺とベッドでイチャ………オウッ!いた~い!」
SU「え~加減にせいや!エロ坊主!」
YUI「下への鋭い蹴りあげ。さすがクイーン!」
テン「フフッ! ハッ!」
BOH「フサッ!……へ? 髪が生えた!」
SUYUIMOA「うわ~。すごーい。そんな能力もあるんだ!」
大村「いや~。正直、疑ってた……。」
テン「分かっていただけましたか?」
BOH「疑ってすいません! すごい方なんですね!」
テン「……フフッ! なんてね! ハッ!」
BOH「……ツルン! ……うわ! 髪がなくなった! シクシク……。」
テン「……ドーンマイ! イエーイ!」
SUYUIMOA「かわいい~~~! すごいキュート~!」

この後、大村さんとBOHさんの演奏を聞いて、喜んだテン様だった。


479-23日 20:38

YUI「今、思えば、BABYMETALってすごいんだよね!」
SU「……本人が言うことじゃなくない?」
KOBA「でも、普通によく考えたよな~! まあ、これもすぅさんが居たからですよね!」
YUI「この人が居なかったら、もっと自由でした………。」
KOBA「ひどいな………。」
SU「すぅは楽しいけどね!」
YUI「由結は楽しくないな~………。」
KOBA「………もう、いいです! さあ、インタビュー行ってこい!」

インタビュアー「今、BABYMETALとして活動していて、楽しい?」
YUI「はい! すっごく楽しいです!」
SUKOBA「あ~……。プロ意識高いわ~!」

MOA「………出番なしかい!」


480-23日 21:15

MOA「………1人っ子は寂しいよ~。」
FOX「そうなんですね……。」
MOA「あれ? キツネさん。どうしたの?」
FOX「1人っ子は寂しいんですね……。」
MOA「うん。 すぅちゃんは姉妹が居て、由結は兄弟が居るの。そう考えると余計に寂しいんですよね~。」
FOX「分かります。私も1人っ子ですから………。」
MOA「あ……。そうなんっすか。」
FOX「それだけだと、思っているでしょ。私、両親も事故死しちゃいまして……。それもですね、私が道を歩いていたら…、車が来ましてね、それを両親がかばってくれて………。それから、私は特殊能力を身につけまして、人間に変身できる能力を身につけたんですよ! まあ、変身したら、2度とキツネに戻れないんですけどね。でも、
最愛ちゃんが寂しいんだったら、私も変身してもいいですね!」
MOA「キツネさん………。ありがとう! グスッ………。」
SU「あ! 最愛ちゃん! これから一緒に、ごはん食べに行かない?」
YUI「じゃあ、由結もいい?」
SU「じゃあ、3人で一緒に行こう。」
MOA「………でもね、キツネさん。最愛には大好きな仲間が居てくれるの! だから、1人じゃないの!」
FOX「そうですか………。そうですよね! 私も寂しくないです。だって、最愛ちゃんを始め、皆様が居ますから!」
KOBA「そう!小林啓もその1人だ!」
MOA「………キツネさん、これから、家、住む?」
KOBA「ダメ~! ベビメタは恋愛禁止でしょうが!」
FOX「………嫉妬ですか?」
KOBA「………はい。羨ましく感じています。」

KOBAさんには、娘がおるっ!


481-23日 21:45

FOX「あれは、美しい大天使のテン様」
テン「こんにちは。お元気ですか?」
FOX「は、はい……。わ、私なんかが……、その、テン様と……、話せるなんて~~~!」
MOA「あれ? キツネさん、どうしたの?」
FOX「これはこれは最愛ちゃん!」
MOA「そちらの方は? 美人さんだね~! お名前は~?」
FOX「これ、最愛! テン様に向かってなんて口の聞き方! この方は大天使様ですぞ! 天使様の中でも、一番偉いんですぞ! ………正直、言うと、FOXGODよりも、ずっと上を行く、偉い方なんですぞ!」
MOA「え! そんなすごい方なの? ……これはこれは失礼しました。」
テン「いいえ! 大丈夫ですよ。私も立場的に人間界の方と話せる事が滅多にないですから!」
FOX「ところで、何故、こちらの世界に?」
テン「召喚悪魔の退治です!」
MOA「あ! なるほど!」

召喚悪魔、ピンチか?(メロ部長、召喚悪魔、使わせて頂きました。すいません。)


482-23日 22:08

テン様の悪魔退治!

テン「さて、悪魔退治をやろうと思ってますけど、最愛さんは悪魔と知り合いなんですよね?」
MOA「ええ。そうなんですよ!」
テン「紹介してくれません? 悪魔共を封印したいんで!」
FOX「テン様、言葉が汚れてます。」
テン「あら? 私とした事が、ついうっかり……。申し訳ありません……。」
MOAFOX「かわいい~……。」
MOA「あ~……。悪魔共って、すごく気まぐれなんですよね~。いつ出てくるのやら……。」
FOX「でも、由結さんが、悪魔召喚儀式をやれば、出てくるらしいんですけど?」
MOA「あ~! そうだったね。 忘れてた!」
テン「じゃあ、その由結さんを呼んでいただけます?」
MOA「あ! 分かりました!」
テン「そして、生け贄として、すず香さんも必要ですよね? もし、差し支えなければ、すず香さんも呼んでいただけますか?」
MOAFOX「あら? 知ってたんですか?」
テン「ていうか、私、悪魔の召喚できますわ!」
MOAFOX「天使なのに?」

確かに。なんで?


476-22日 21:32

ベビメタニュース

SU「こんばんは。ベビメタニュースの時間です。まずは速報です。BABYMETALのニューシングル、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」が発売されました。これが、BABYMETAL初のメジャーシングルとなります。これまで、本曲は様々なライブで披露されてきましたが、ついにCD音源に収録される事となりました。………え? 違った? どういう事。あ! そうだったんだ! ………え~。失礼しました。このニュースは、4年前の事でした。大変、申し訳ありません!」

YUI「なんで、4年前のニュースをやってんだよ?」
MOA「てか、なんで張本人が気付いてないんだよ!」
MIKIKO「てか、なんで、すぅがニュース読んでんだよ!」
KOBA「でも、メガネにスーツ、ミニスカのすんたま! 萌え~!」
MOAYUIMIKIKO「変態じじいが!」


477-22日 21:46

メイド喫茶にて………

SU「お帰りなさいませ! ご主人様、お嬢様!」
MOA「………なんか、ここですぅちゃんぽい人、見つけたと思ったら、案の定か……。」
SU「メニューはどうされますか?」
YUI「ノリノリだな!www」
KOBA「えっと~……、じゃあ、これで!」
MOA「この人もノリノリだなwww」
SU「お待たせしました~! そして~、これから~、さらに美味しくなる魔法をかけますね! で、なんか~、一緒にやってほしいんですけど~、いいですか~!」
KOBA「もちろんですよ!」
YUI「ノリノリだな!www」
SU「じゃあ、いきますね~! 美味しくな~れ………」
SUKOBA「萌えもえキュン!」
SU「は~い! よく出来ました~!」
KOBA「メイド姿! そして、すんたまの萌えもえキュン………。萌え~!」
YUIMOA「変態じじいが!」

自分の欲がネタに………。でも、見たくない。すんたまの「萌えもえキュン!」


478-22日 22:03

すんたまの「萌えもえキュン!」見たら、萌えつきて死ぬ!

SU「ねえ、コバタ~ン!」
KOBA「どうしたの~!すんたま~!」
YUI「あれ以来、KOBAはすぅちゃんに夢中ね!」
MOA「あぶない関係には発展してるの?」
YUI「さすがにないって!」
MOA「どうだろう? 最愛達でもおとせるかな~?」
YUI「試しにやる?」
MOA「ねえ、コバタ~ン! 最愛は~?」
KOBA「え! いや、チビッ子は結構です!」
YUI「あ!こりゃ、最愛、キレたな!」
MOA「やだ~! そんな目でこっち見ないでよ! だって、最愛のドキドキ……、伝わっちゃうじゃん!」
KOBA「最愛タ~ン!」
YUI「単純な男だなwww」
SU「なぬ!ぬ~………。でたな~………。ライバル!」
YUI「荒川良々か!」

すんたまと最愛タンにこんな感じで争われたい!


472-22日 20:05

色んなwe are!

SU「we are X!」
MOA「私達は、BABYMETALですが?」
SU「we are 聖飢魔II!」
MOA「なんか、しっくりこないし!」
SU「we are 可憐Girls!」
MOA「それは昔の事ですし!」
SU「we are 海援隊!」
MOA「武田鉄矢?」
SU「はい! なんですか~!」
MOA「やらなくていいし!」
YUI「we are YUIとその奴隷軍団!」
SUMOA「ありえねーし!」
KOBA「we are KOBA軍団!」
SUMOAYUI「絶対ない!」

we are 小石蹴りclub!


473-22日 20:29

別次元世界①

YUI(色んな人の1日の動向を探っているんだけど………。お! 最愛だ。あれ? MIKIKO先生と一緒だ!あれ?星野源も居る!恋ダンスやってる!………あら、やだ~ん。恋ダンス踊る最愛、可愛い!………でも、なんでだろう? そうこうしてたら、すぅちゃんも来た。早くも踊ってる~!めちゃ、うまいし。………なんか、小林も来た。………って、なんか、小林も踊ってるし、なんかうまいし………。)
SU「そう言えば、由結ちゃんは?」
MOA「なんか、まだ来てないんだよね。」
MIKIKO「………あれ?あそこに居るのYUIじゃない?」
YUI「(ギクッ!) 由結は恋ダンスなんてやらない! 逃げるは恥だが役に立つ! 逃げるぞ!」
SU「あ! 居た! 由結ちゃん。待て~!」
MOA「え! 由結が消えた………。」

YUI「………あれ? ここは何処?」
SU「いや~、お好み焼き屋は疲れる……。」
YUI「………??????????????????????」
SU「あ! いらっしゃいませ! お1人ですね。どうぞー!」
YUI「何やってんの? すぅちゃん?」
SU「へ? すぅちゃん? すいませんが、どちら様でしょうか?」
YUI「え! 由結だけど?」
SU「由結さん……。すいませんが、存じ上げませんね~……。」
YUI「(どういう事?)」


474-20日 20:51

別次元世界②

ナレーション〈アケ〉
「さて、水野由結さんは、恋ダンスをしたくないが為に逃げていたのに、いつの間にか、お好み焼き屋に来ており、そこですず香さんが店員をしていました! どういうこっちゃ! さて、続きはどうなる?」

YUI「すぅちゃん、変ね? どうしたの冗談、つまんないよ?」
SU「いや、本当に存じ上げないんですよ。すいませんね~。」
YUI「さっきまで、最愛とMIKIKO先生と星野源と恋ダンスやってたくせに!」
SU「MIKIKO先生? 星野源? そんな、すごい人とお好み焼き屋の店長が恋ダンス~! フフッ…! お客様、冗談がすぎますよ! それに最愛~? 最愛って、女優の菊地最愛さんの事ですか? 最愛さんが恋ダンス~! フフッ…! イメージと合わない!」
YUI「もういいよ! su-metalのバーカ!」
SU「ちょっ! 人の事を意味わかんない名前で呼ばないでください! それにバーカって……。失礼しますわ!」
YUI「KOBAさんに言い付けてやる~!」
SU「こば……? 誰ですか?」
YUI「………weare……。」
SU「X!」
YUI「………すいません? ………BABYMETALって知ってます?」
SU「BABYMETAL?………赤ちゃん鉄? なんかの商品でしょうか?」
YUI「なるほど。あなたはBABYMETALのsu-metalでなく、お好み焼き屋の店長の中元すず香さんなんですね?」
SU「ちょっと、不思議な部分はありますが、まあ、そうです………。」


475-20日 21:02

別次元世界③

SU「………ちょっと………由結ちゃん!………由結ちゃん!」
YUI「ハッ! 夢か!」
MOA「なんで、こんな所で寝てたの?」
YUI「いや………。眠かったから~………。」
SU「スヤスヤ寝てたね!」
YUI「それにしても、すごい夢だったな~! いきなり、由結が恋ダンスから逃れようとするっていうね!」
MOA「本当に! いきなり、由結、逃げるんだもん!」
YUI「へっ………?」
SU「先生! 由結ちゃん、確保しました~!」
MIKIKO「じゃあ、恋ダンスの続きやるわよ~!」
YUI「ちょっ! それも夢じゃないの? ………やだよ~。由結、踊りたくないよ~……!」

なぜか恋ダンス踊りたくない、YUIちゃんだった!


459-20日 20:43

SU「今、新日本プロレスが熱い!」
MOA「お!どうした、ペチャ姉!」
SU「最愛ちゃん、視力が落ちたみたいね。眼科に行く事をお勧めしますよ。」
YUI「華に嫉妬してるの?」
SU「Yes! くそ~、新日本プロレスにはロマンがあるのよ!」
YUI「……はあ。」
SU「方舟の天才っていう人がいるよね~!」
YUI「それはノアの人ですよ。」
SU「人間ブルドーザーとか呼ばれてる人もいるよね!」
YUI「それは、大日本プロレスですよね。」
MOA「ウスッペライラデSUっていうレスラーいるよね?」
SU「そうそう、だから男共に紛れて……ってうっさいやーい!」
YUI「すぅちゃんってCMLLでオネエキャラで顔笑ってるよね!」
SU「そうそう、常にキスを狙って……ってオカマじゃないし!」
MOA「下に付いてるでしょ!」
SU「ねえよ!」


460-20日 20:58

MOA「あれ? ここどこ?」
FOX「こんにちは最愛さん!」
MOA「あれ、キツネ様?」
FOX「いやいや。FOXGODではないです。」
MOA「ねえ、ここは何処なの?」
FOX「何もないところです。」
MOA「え?」
FOX「ここには道がないのです。」
MOA「え!じゃあ、どうすればいいの?」
FOX「Road of Resistanceの歌の通りです。進め。道なき道でも。」
MOA「……そうね。それが私達にとっての道となる…。よし、ありがとうキツネさん! 行くぞ~。〈ズボッ!〉うわっ! 落とし穴?」
YUI「イエーイ! ドッキリ大成功!」
MOA「マジか!」
YUI「なんか、語ってましたね!」
FOX「いえ。でも、素晴らしかったです!」
MOA「そんな、キツネさん。最愛のドキドキ……伝わっちゃうじゃん!」
FOX(ズキューン)


443-18日 22:41


ベビメタ小説「Mr.TAIGA」

〈序章〉TAIGA

中元大芽。19歳。1997年、12月20日生まれ。姉は乃木坂46の中元日芽香。そして、双子の姉にBABYMETALのsu-metalこと、中元すず香がいる。彼は、5歳という年齢で単身アメリカへ。そこでハードロックやヘビーメタルに出会う。彼はギターの練習をし始め、ボーカリストとしての練習を始める。それから、スティーブンタイラーやラリーカールトンなどと出会い、弟子入り。ミュージシャンとしての腕を上げる。その後、2人でのバンドの結成を目指し、同い年でアメリカに留学していた日本人ギタリストの菊地翼(最愛の兄)とTAIGA、TSUBASA名義で、「R'k」を結成(2002年、僅か5歳の時)。作詞はTAIGA、作曲はTAIGA、TSUBASAが担当。デビューシングルは「WORLD ONE」(カップリングに SUNNY&RAIN 、Oh My God)。デビューアルバムは、「R'k」(10曲)
(1,WORLD ONE 2,SURFINMAN 3,ASIAN ROAD 4,時を越えて 5,その瞬間が来ても… 6,DarkDreamer 7,アイタイ 8,愛のTAKARA船 9,BADTIMES 10,THE END)
そして、時は2016年の時だった…。


443-18日 22:41

〈第1章〉BABYMETAL

【1】KOBAとの遭遇

2016年、全く日本に帰ってなかった大芽と翼は14年振りに日本に帰国。サマーソニックに出演のためだ。大芽が言う、
「久し振りだな~…、日本。」
すると、翼はが、
「サマソニか~…。昔、見に行ったな~。」
そんな会話をしながら会場に到着。これまで海外で成功をおさめてきて、日本でも売り上げが上々など、日本でのライブやプロモーションなどはしたことがないにも関わらず、人気があった。
「今日のメインだもんな~。楽しみ~!」
「お、そうだ今日、BABYMETAL出るんだっけか?」
「そうだ。そうなんだよな~…。でも、会うの恥ずいな~…。なんせ、14年振りだモノ…。すぅちゃんともね~…」
「確かにな~。俺も最愛っちと会うの恥ずかしいかも。」
R'kが出る日、BABYMETALの出演も決まっていた。大芽にとっても、翼にとっても、なるべく会わないように、避けたいところだった…が…
「こんにちはー…。R'kのお二人ですよね?」
声を掛けてきたのはKOBAMETALだった。
「ヤバッ!」


444-18日 23:01

【2】運、悪!

KOBAに声を掛けられた2人。大芽は言葉が詰まった。と、翼が、
「え~、もちろん! 私達がR'kでございます!」
多少、開き直りを込め、翼が言う。すかさず、大芽が言う。
「…おいおい…。やばくねーか…!」
「…大丈夫だろ…。それより、早く終わらせて逃げよう…。」
ヒソヒソ話す2人。が、翼の考えは外れ、
「あ! ベビメタの3人、呼んで来ますね!」
KOBAはベビメタの3人を呼んで来る。すかさず、大芽が、
「どうする。逃げるか?」
「…ラジャー!」
2人は逃げた。しかし、逃げた先には寄りによってBABYMETALの3人が居た。
「嘘だろ…。」
運よく、3人共にこちら側を見ていなかった。
「引き返そう!」
引き返そうとする2人。しかし、KOBAが向かって来ていた。
「オワター!ハッハッハッ!」
完全に開き直り、笑った。
「あらあら、もう来てたんですか。」
KOBAが言う。
「あ…、はい! ええ!」
大芽が言う。すると、翼が耳打ちする、
「…見てる!」
ベビメタの3人がこちらを見ていた。


445-19日 21:22

【3】再会+過去の回想

「たいちゃん…?」「つっちゃん…?」
すぅ最愛がそれぞれの兄弟の名前を呼ぶ。
「…いや~…。最愛ちゃん、大きくなったね~…。久し振り!」
「お兄ちゃん!」
と言って、翼と最愛は抱きつく。
「たいちゃん…。久し振りだね。すぅ、会えて嬉しいよ…!」
大芽は、できれば思いっきりすず香に飛び付きたかった。が、
「あ!バンドのメンバー迎えに行かないと! つばっちゃん、行くぞ! ではまた!」
こう言い、去っていった。
「おいおい、たいちゃん。 せっかく、最愛ちゃんとの再会の一時を味わっていたのに…。もしかして、あの事か?」
「うん。そうだな…。」

大芽やすず香姉弟には、さやかという妹が居た。因みにこの3人は三つ子でよく似ていると言われていた。さやかも大芽と共に渡米した。彼女も大芽のようにロックやメタルを好んで聴き、スティーブンタイラーやジェイムズなどを師事。さらにスラッシュのソロアルバムに参加するなど頭角をあらわす。
そんな中、日本のアイドルに興味をもつ。そして、2009年に「さくら学院」のメンバーとしての活動のオファーをうける。さやかは引き受けることを決め、話は淡々と進むが、そんなある日、彼女のもとにアミューズから連絡が来た。
「申し訳ないけど、さくら学院の話はなかった事にしてほしい。」
という内容だった。何故かというと、他のメンバーはそれまでにアイドルやモデルなどをしていたメンバーが主だったため、除外されてしまった。
さやかは、それだけでもショックだったのだが、さらにそのさくら学院のメンバーの中に姉、すず香が居た事。それがよりショックを倍増させた。
その後、ディープパープルに加入。ボーカル兼ギターで活動し、今日に至る。
もちろんBABYMETALの3人が悪くないのは分かっているし、さやかもディープパープルという大物バンドで活動しているだけに、何がどう、ということはないはずなのだが…。


446-19日 21:44

【4】ライブ本番

いよいよR'kの日本初ライブがスタート。最初の曲は、ニューシングルの「CRUCHDRIVE」が始まる。そこからはカバー曲の応酬。メタリカの「Enter Sandman」やエアロスミスの「Angel」、INABA/SALASの「Head On Collision」、ギターソロではラリーカールトンの「Room335」を披露。この5曲のみだったが、R'k初の日本凱旋ライブは大成功した。
ステージを降りた、大芽のもとに一目散に駆け寄ってきたのは、すず香だった。
「お疲れさま! カッコよかったよ♥」
やはり、言葉が詰まる。ただ、何とか、会話をする。
「…ありがとう! すぅちゃん達も良かったよ!」
「やった~、嬉しい! たいちゃんに褒められた~!」
「本当にすごいアーティストになったね! 弟として誇りに思うよ!」
「あ~!大芽様~! 嬉しいお言葉です~!」
などと面白おかしく会話をしていた。


447-19日 22:02

【5】さやかについて…

大芽はすず香と打ち解けてきたので、この質問をした。
「……すぅちゃん。……さやかについてどう思ってる?」
「さやちゃん? ……う~ん? でも、ディープパープルでボーカルとギターでしょ。それはもう尊敬してるし、うらやましいよ!」
大芽は、
(これ聞いたら、さやっち泣くかも…。)
と、思った。 そして続けて聞く、
「じゃあさ、さくら学院に入れなくて悲しんでた事は?」
「え! さやちゃんがさくら学院に! そうだったの?」
(成る程、知らされてないのか…。)
「え~! さやちゃんと一緒にステージ立ちたかったな~…。もしかすると、ベビメタなかったかもね。 ……それにしても、さやちゃんがさくら学院にね~…。」
(なんか、困ったな~。すぅちゃんがこの事、知らないとなると、わだかまりが…。)
と、思った。そして、こう言う、
「でね。入れなかった事に加え、学院にすぅちゃんが入ってたのもショックを強くしたらしい…。」
「……そうなんだ。謝らないと駄目かな~?」
などと会話し、その場はお開きとなったが、すず香の提案で、家に泊まることになった。


448-19日 22:17

【6】まさかの……

久し振りに母に会った大芽。寝るときはすず香のベットで一緒に寝ることとなった。すず香の事を姉としてだけでなく、1人の女性としても好きだった大芽にとって最高すぎてならないシチュエーションだった。
「ヒャッホー! すぅちゃんと一緒に寝れる~!」
「ちょっ! たいちゃん、はしゃぎすぎ……!」
その後、アメリカでの暮らし、曲作りについて…… 様々な事をすず香に話していた。そこに一件のメッセージが、
「お! 誰だろう?」
送り主はさやかだった。
〈すぅちゃんに会った?〉
〈泊めてもらってる〉
と、返す。すると、驚きの文字が……
〈すぅちゃんと電話させて!至急!〉
と、書いていた。


449-19日 22:54

「……もしもし、さやちゃん……?」
「もしもし、すぅちゃん! 久し振り。元気~!」
「……さやちゃん。さくら学院の事、気にしてる?」
「あ~…。あれね。たいちゃん、騙されてるの気づいてないんだねw すぅちゃん、それ、嘘だよ! そもそも私、さくら学院からオファーなんてきてないよ! まさか、アメリカでロックやってる奴にアイドルのオファーなんてこないよ~。さすが天然2人!」
「あ!なんだ~、そうだったのー! すっかり騙されたわ~w」
「しかも、それ言った日ってエイプリルフールだし! あ、でね、大変なの! サッカーでさ、C国のチームが海外の大物選手を高額で釣って獲得してるっていうの知ってる?」
「うん。知ってるよ。」
「音楽業界でも起きてるの。アメリカとかイギリスとかの大物アーティストがC国のプロダクションに移籍してってるの! でね、やり方が過激になってきて、無理矢理移籍させるっていう強引なやり方になってるの! で、彩美ちゃんも引き抜かれちゃったの! で、実は………。ベビメタにもそういう話が出てて、KOBAさんはもう移籍に合意したっていう噂もあるのよ!」
「成る程!だから、最近、中国語、話していたのか………。うん。ありがとね。今度、どっかで会おうね! じゃあね!」
電話は終わった。


450-19日 23:16

【7】どうする?

大芽にさやかとの電話の内容を伝える。
「なんだ、学院の話、嘘だったのか~!」
「そこかい!」
「んで、C国のプロダクションの話は、聞いた事がある。周りの人達も引き抜かれちゃったんだよな。C国はサッカーとかもだけど、そういうのを利用して自国の経済を発展させようとしてるらしい。俺やさやっちにも話はきたんだけど、事務所が全力で阻止してくれたんだけど、その代わりに色んな人が引き抜かれちゃった。なかなか、C国の政府まで絡んだ問題だから、難しいんだよな~…。」
「で!KOBAさんが引き抜かれたっていうの。嘘だよね!」
「いや!本当だと思うよ。KOBAさんって、もうC国でアイドルのプロデュースしてるらしいし。そこにBABYMETALを呼んで姉妹アイドル的なのをやるんだって。」
「それって……。KOBAさんってC国と日本で兼任してるの?」
「そうだね。でも、ベビメタが移れば、KOBAさんもC国に専任するってことだね。」
「いやいや! すぅやだ! アミューズ離れたくないし、ていうか、日本離れたくないし~!」
「いいの~!KOBAさんが大変な事になっちゃうかもよ~……。」
「やだ~!」
カエルの時なみの声がすぅから漏れた。
「だから、アメリカ行ってさやっちと話し合おう。」
「OK!」
すぅは渡米を決意する。


452-20日 14:15

〈第2章〉恐怖のC国

【1】さやかとの再会。

アメリカに着いた、すず香と大芽。そこには、さやかが待っていた。
「……すぅちゃん…。会いたかったよ!」
「……すぅも、さやちゃんに会いたかったよ!」
2人は抱きあった。すず香もさやかも泣いた。
その後、大芽とさやかの暮らすマンションへと、向かった。 しばらくは世間話をしていたが、やはりC国の話に移る。
「すぅね! やっぱり移籍はしない! すぅの事務所はアミューズだよ!」
「そうよね。さやもそうだったもん!けど、KOBAさんも移籍してる以上、アミューズにいる限りは、C国に移籍しないと駄目なんだよね~。」
「だからさ! 問題が落ち着くまでは、ベビメタをうちらの事務所に移籍させるっていうのどうかな? C国は、ベビメタを移籍させたら、アミューズを潰す気でいるみたいだし、それにこっちに居た方が、安全だしね!」
すず香はこの大芽の発言にうなずいていた。
「……うん! すぅ、アミューズと由結ちゃん、最愛ちゃんと話し合ってみるよ!」
「OK! でも、今は取り敢えず、ここに居てね。今日から、一週間の間に日本からベビメタを連れていくらしいから。ね!たいちゃん!」
「そうなんだよ。 取り敢えず、一週間過ぎたら、C国は一旦諦めるみたいだし。」
「分かった! じゃあ、今日から、一週間お世話になります!」
しかし、後に3人はC国の強引さに衝撃を受ける。


453-20日 15:04

【2】アメリカでのすず香

すず香は、アメリカでメタリカやレッチリなどのライブを観に行っていた。彼らにもC国の圧力があったものの何とか移籍せずに済んでいた。しかし、彼らも移籍が決まってしまった。C国では、移籍したバンドの国外ライブを禁止し、C国内、及びT湾や唯一、国外でライブを許可された国、NKでのみ。という規定を作った。それに10年間は、C国内、及びT湾や、国外でもNKのみしか、出入り禁止という規定まで出来ていた。
「メタリカさんや、レッチリさんとも会えるのは、最後かもな~……。」
すず香は、夢ならば、覚めてほしいと思い続けていた。

そうこうしてるうちに一週間経ってしまう。
そんな中で由結から、こんなメッセージが届いていた。
〈KOBAさん、C国に行っちゃった。由結達、どうすればいいの?〉
このメッセージに2日後にこう返信した。
〈取り敢えず、すぅが日本に帰ったら、連絡するから。最愛ちゃんと3人で話し合おう。〉
すず香は、たとえ、憧れのメタリカが移籍したとしても絶対にベビメタは、日本で、アミューズで、活動すると誓った。だからこそ、2人としっかり話そう。そして2人と考えは同じだろう。そう思っていた。

すず香はニューヨークの夜景を公園で見ながら、紅月(Unfinished ver.)を歌っていた。


454-20日 15:45

【3】さやか、すず香

ディープパープルでは、「SAYAKA」名義で活動している、さやか。すず香の滞在してる間にニューヨークでディープパープルのライブをやるので、すず香を招待していた。
ステージでは、強烈ながら、美しいSAYAKAの声が響き、SAYAKAのギターソロでも、美しい音色ながら、速弾きも上手い。すず香は、それに感動が止まらなかった。
ライブ終盤に差し掛かったところ、スタッフにベビメタ衣装に着替えるように言われたすず香。言われるがまま、着替えているとステージでは、SAYAKAがこうMCをした。
「今日はスペシャルゲストを呼んでいます! BABYMETALのsu-metalちゃんです!」
すず香は、ビックリしていたが、スタッフに「どうぞ」と言われ、ステージに向かう。すると、割れんばかりの大歓声が起こる。
「……ちょっ! 聞いてないよ~! え! なんか歌うの?」
「大丈夫! PainkillerとBreaking the lawを歌ってもらうから。」
SAYAKAはそう言いながら、ウィンクした。
そして、始まると、su-metalはいつも通り、ステージをこなした。
終わると、su-metalはベビメタ同様に
「seeyou!」
を言い、去っていく。
その後、アンコール。ディープパープルはステージをきっちりこなし、ライブを終える。

さやかは、一目散にすず香に駆け寄る。
「どうだった? いいライブだった?」
「本当に最高だったよ。すごいよ。体、震えちゃったw」
「で、ごめんね! すぅちゃんにサプライズしようと思ってさ~!」
「うんうん。歌ったことのある曲だったから大丈夫だったよ。それに楽しかった!」
「それは良かった! 今度はYUIMOAちゃん達とも、一緒にやろうね!」
「うん。」
姉妹はより絆を深めた!


455-20日 16:20

【4】大芽①

すず香の滞在している間、大芽は調べごとをしていた。
彼はショービジネスにも通じており、裏方としての能力も素晴らしい物があった。彼のもとには世界、様々な国の音楽業界の話がくる。C国の話を知っていたのもそういう事情があったからだ。
そんな彼は、どうしてもYUIMOAの2人、KOBAの事が気になり、日本、C国へと偵察に行った。

まず、日本。由結、最愛の2人に会いに行った。
「あ! たいちゃん!」
2人もすっかり、大芽と親しくなっていた。
「もう、KOBAさん、C国に行ったんだね?」
「うん……。そして、最愛達にもC国側からオファーが来ちゃったんだよ!」
「断った?」
「もちろん! 由結達もすぅちゃんと同じ考えだから!」
「……そう。それは良かった!」
大芽はYUIMOAと別れて、C国に移動する。


456-20日 17:07

【5】大芽②

C国に移動した大芽。当然、C国内に入っているわけだから、狙われる可能性はある。しかし、それで今後も様々なアーティストがC国に取り込まれる。それは彼にとって、非常に耐え難い事である。それにもしかすると、C国にとって不利な事、C国に狙われないようする方法もあるかもしれない。交渉だって出来るだろう。
大芽は、大物アーティスト達が所属する会社のあるマカオ、香港に向かった。
まず、マカオ。大芽としてはライブで来て以来、実に8年ぶりに訪れた。ここには彩美が所属している。
「お! 彩美ちゃんだ!」
「あれ? たいちゃんだ~! 久し振りー!」
アメリカで仲良くなった2人。よくショッピングなどもした仲だった。
「無理矢理、こっちに連れてこられたの?」
「うん。そうだね……。最初は断ってたんだけどね!でも、こっちに来てから、結構、知られるようになったね! けど、自由がないんだよ。行き来も制限されてるし、自分のやりたい音楽は出来ないし、今度は日本から女の子2人が来て、その子達と勝手にグループ組まされるみたい。」
彩美の言う言葉を黙って聞いていた。

彩美に別れを告げた大芽は、香港に移動する。

香港に来た大芽。ここにはKOBAが移った事務所がある。
「……KOBAさんって、無理矢理連れてこられたんですか?」
「……ええ。妻子を残してね! まだ、プロデュースとかはしてないんですけど、そのうち、日本である3人のグループを組んでいた女の子のうちの2人ともう1人、日本人の女性ボーカリストの3人で組むグループのプロデュースを任される予定なんですよ。 本当はBABYMETALのプロデュースをしたいのに……。」
「そうですか……。 あ、で、そのグループの3人が誰かは分かってるんですか?」
「いや。それが全く。どういうジャンルの子達かも分かりません。」

KOBAに別れを告げた大芽はアメリカに帰った。 
大芽も彩美もKOBAも重大な事に気づいていなかった!


457-20日 17:38

【6】すず香、帰国!

帰国した大芽はすず香に事を伝えた。
「そうなんだ。彩美ちゃんもKOBAさんも大変なんだね。すぅ、悲しいよ。」
「にしても、誰なんだろう? 彩美ちゃんと組む子達って?」
「さあ? 彩美ちゃんもKOBAさんも誰だか、分からないみたいだし。」

そして、すず香は帰国する。
「じゃあ、たいちゃん、さやちゃん。元気でね!」
「じゃあね! いや~、僕、すぅちゃんと寝れたの嬉しかった! 今度は一緒にお風呂に…。いや、何でもないよ。元気でね!」
「おいおい、スケベな兄だなぁ…。 すぅちゃん、元気でね! また来てね!」
「うん!」
こうしてすず香は日本に戻った。

すず香を見送った大芽は、さやかにC国に行った時の出来事を伝えた。すると、さやかの表情が変わる。
「……もしかして、その2人って由結ちゃんと最愛ちゃんじゃない? なんか、重なるよ!」
「あ! 確かに言われてみると……。ヤバい!」

その頃、日本から同い年の女子2人がC国に旅立っていった。


458-20日 18:47

【7】最悪……

日本に帰国した、すず香。さっそく由結、最愛にメッセージを送る。しかし、なかなか返事が来ない。
「あれ? 珍しいな~!」
ということで電話をしてみた。しかし、2人とも出ない。
「どうしたんだろう?」
そう思っているうちに最愛から連絡が来た。
〈ごめんね、すぅちゃん。最愛も由結もC国に移籍する事になったんだ。彩美ちゃんと新しくユニットを組むみたい。相談も無しにこんな事して、本当にごめんなさい。これから、会えなくなっちゃうけど、最愛の事も由結の事も嫌いにならないでね! それじゃあ、お元気で……。〉
というメッセージだった。
「……嘘だよね。嘘なんだよね! 由結ちゃん、最愛ちゃん。何で行っちゃったの。うえ~ん……。」
すず香は泣いた。泣き続けた。

明くる日、さやかから連絡が来た。
〈最愛ちゃんも由結ちゃんも移籍したんだって! どうしよう……。ヤバいよ〉
このメッセージにすず香はこう返信した
〈2人の事、取り返してくる(ついでにKOBAさんも)。このままじゃ、終わらせない。〉

すず香は強大な勢力に立ち向かおうとしていた。


461-20日 21:15

〈第3章〉Road of Resistance

【1】必ず取り返す!
すず香は、大芽を呼んでいた。
「御協力、求みます。」
「ええ!もちろん。やらせてもらうJ!」
さっそく、C国に飛び立った。
「……こんなの酷すぎるよ! 絶対、最愛ちゃんも由結ちゃんも取り戻す!」
「……KOBAさんもね!」

C国に着いた2人。さっそく香港へと出向いた。すると、あるライブ会場に足を止める。
「BLACK BABYMETAL……。 由結ちゃん最愛ちゃんが。この会場でライブしてる!」
さっそく、会場に入った2人。すると、YUIMOAの2人が「4の歌」をやっていた。
「由結ちゃん! 最愛ちゃん!」
さすがにプロ。2人とも笑顔でステージをこなしている。が、すず香と大芽にはどこか2人が寂しがっているように感じた。
BLACKBABYMETALのステージが終わると、1人の女性がステージに入ってきた。
「彩美ちゃん!」
この3人で「ベリシュビッッ」を歌っていた。
「やっぱり、さくら学院の衣装のYUIMOAは可愛いな~!」
「だけど、寂しがっているみたい……。」
すず香も大芽もよりYUIMOAを取り戻そうと思った。


462-20日 21:31

【2】魔の手

すず香達は、会場を後にし、KOBAのいる事務所に向かった。だが、後ろから何かがついてくる。
「何か、来てる。」
「……あれ、香港マフィアじゃない? ヤベ! 走ってきた、逃げよう。」
2人は香港マフィアに追われ、逃げた。そして、ある廃ビルに駆け込んだ。大芽が息をきらせながら、
「嘘だろ? マフィアまで絡んでるのかよ! ……ハアハア。あり得ない。」
「たいちゃん、すぅもハアハアしたいよ~!」
「今、下ネタ言いますか! マフィアだよ、追って来てるのマフィアだよ!」
「これじゃあ、うかつに動けない……。」
「……けど、分かった気がする。マフィアがいるからC国側も動けるのか! 完全に裏社会が絡んでるみたいだなぁ……。」
「すぅは、たいちゃんと絡み合いたい!」
「……マフィアに突き出していい?」

「さて、マフィアまで絡んで来たこの話。一体どうなるのか!」
「てめえ、小林!呑気に電話してる暇があったら、YUIMOAを連れ戻せや!」


463-20日 21:52

【3】Mr.TAIGA

隠れていたすず香達。しかし、マフィアの3人に見つかる。
「終わった……。」
すず香がそう言うと、大芽が立ち上がり、
「すぅちゃん! ごめんね! もしかすると、グロい画になるかもしれない。」
そう言い、マフィアの前に堂々と向かっていく。
「たいちゃん!やめて!危ないよ……。」
大芽はすず香の忠告に耳を傾けず、マフィアの前に立った。
マフィアの1人が殴りかかる。しかし、それを避けてハイキックをお見舞い。もう2人のマフィアが殴りかかるが、その攻撃を避けて1人のマフィアにドロップキックを浴びせ、そのままの勢いでもう1人にスタナーを浴びせる。ハイキックを浴びせたマフィアにキルスイッチをお見舞い。ドロップキックを決めたマフィアには強烈な急所蹴りからコンプリートショットを決め、3人をダウンさせた。
「……かっこいい。たいちゃん!すごい!」
「……へへ! まあ、うん。」
その後、香港警察が来る。マフィアの3人は捕まった。
「……さあ、終わらせようか!」
「うん。けど、たいちゃん、どうすればC国政府も関わってるんでしょ?」
「……それがですね! もう、C国政府とは、話をつけちゃったんですよ! という訳で後は、事務所と話つけるだけだよ!」
「マジで! たいちゃんって、すごいんだね!」
「ええ!もちろん。 ……でね、この問題が終わったら~……。すぅちゃんとお風呂入りたいな~……! いい?」
「むしろ、ウェルカムです。 ……入ろう!」
「よし! 終わらせたら~!」


464-20日 22:20

【4】いよいよ、決着へ!

すず香と大芽は、事の発展もとのC事務所に向かった。そこには社長である、ヤンが居た。
彼は香港人だが、幼少期にドバイに移住。沖縄に住んでいた事もあり、日本語も堪能だった。彼は人を巧みに使い、使えなくなったら 棄てるという残酷なやり方を取っていた。
そんな彼が、銃をにぎっていた。彼の足元には由結と最愛が居た。
「由結ちゃん、最愛ちゃん!」
「フフ……! 君達のせいで僕の野望が崩れちゃったよ。まあ、いいよ。ここで君達の親友を……、殺してやる!」
そう言い、笑ったヤンは由結に銃を向けた。
「由結ちゃん!」
そう言い、駆け寄ったすず香にヤンは発砲した。

すず香が目を閉じたほんの一瞬だった。 血を流し、自分に覆い被さる大芽の姿があった。
「たいちゃん!」
「………すぅちゃん…、聞いて……、あいつに生きてる事を悟られないように会話をしてくれない。頼んだよ……。」
大芽をそっと床に寝かせたすず香は、ヤンにこう告げた。
「分かりました。 私もC事務所に移籍します。だから、2人を解放してください。」
「お! その気になったかい。嬉しいな!」
「……あの、おねがいがあるんですけど、うちら3人が移籍したことを分かるように写真を撮ってくれません。」
「OK。いいよ。その願い、聞いてあげるよ。」
そして、ヤンは大芽が倒れている方に背を向けた。
すると、大芽はおもむろに立ち上がり、スリーパーを決める。そしてヤンがグッタリしたところにスリーパースープレックスを決めて、もう一度、スリーパーを決めて、PKを決めて、もう一度、スリーパーを決める。まさに鬼神の表情で。
そこに警察が来て、ヤンは捕まった。大芽は病院に運ばれたが、軽症で済んだ。

ここにC国の物語は終わりを迎えた。


465-20日 22:29

【5】その後

ヤンは裁判の結果、懲役14年の判決を受けた。
大芽は入院から一週間で退院。
C国に移籍していたアーティスト達も元の事務所に戻る。
由結や最愛、KOBAもアミューズに戻り、ベビメタの活動を再開した。

SU「先生!2人が戻って来ました!」
MIKIKO「……う~……、良かった~……!」
YUI「あれあれ? 先生、泣いてる?」
MIKIKO「目にゴミが入っただけよ!」
MOA「そう言えば、先生には移籍話は、来なかったんですか?」
MIKIKO「そう言えば、こなかったね。その話!」
全員「wwwwww!」

いつも通りの楽しい雰囲気が戻って来た。


466-21日 19:59

〈第4章〉THEONE

【1】すず香と大芽

予告通り、2人はお風呂TIME! 最後に入ったのは4歳の時。実に15年振りだ。
「……それにしても、喧嘩強かったね!」
「まあ…ね。アメリカに行ってから、色んな格闘技、習ったんだよね~! ……にしても、銃弾はヤバかった! 死ぬかと思った~……。 いや~……、すぅちゃんと一緒にお風呂入りたい気持ちが勝ったみたいだなぁ~!」
「変態な気持ちが勝ったという事ですか……。」
「って言っても、すぅちゃん、ソイツと一緒にお風呂入ってますがな!」
「……まあ…、それは~……、う~ん……!」
「それはそうと、銃、怖くなかった?」
「すごい、怖かった~! 膝小僧が………ガクガク、ガクガク…。いや~、恐いな~、恐いな~……。」
「……稲川淳二か…。」
「うん。」
「……まあ、いいや! 次のR'kのツアーでさ~、サポートアクト、やってほしいんだけど………。いい?」
「もちろん! 喜んで!」
「………それにしても、大人になったね! ………色々と……!」
「そうだね! でも、たいちゃんもね!」
「………浴槽にすぅちゃんと2人きり! ずっと、願っていました……。」
「………すぅもです。」
「………すぅちゃん!」
「………たいちゃん!」

「その後の事はご想像にお任せしますね!」 by最愛


467-21日 20:24

【2】さやか、由結、最愛

さやかは、2人を連れてバルセロナに旅に来ていた。
「どう? バルセロナは?」
「もう、最高! ありがとね! さやちゃん!」
「うん! 最愛も楽しいよ! この3人で旅行出来て、嬉しいな~!」
「まあ、2人に大変な思いさせちゃったのは、さやにも責任あるからね……。」
「そんな! さやちゃんの責任じゃないよ! ね、最愛!」
「そうだよ! さやちゃんは関係ないじゃん!」
「……でも、もっと2人の為に何か出来たんじゃないかな~って思うんだよね……。」
「優しいんだね、さやちゃんって! 何だか、由結の心が温かくなってくる!」
「こんな、お姉ちゃんに居てほしかった!」
「………ゴメンね。 楽しい旅行なのに変な空気にして、2人こそ優しいね! 由結ちゃん! 最愛ちゃん! ありがとね!」
と言い、さやかはウィンクした。 その目は潤んでいた。
「さやちゃん、ありがとね! 由結、嬉しい!」
「そんな目で見ちゃったら、最愛のドキドキ……、伝わっちゃうじゃん!」
「………ヤバい、最愛ちゃん! それ言われちゃったら、さや、最愛ちゃんの事、襲っちゃう!」
「中元兄弟は変態なの? すぅちゃんも、たいちゃんも、さやちゃんも!」
「まあね! でも、すぅちゃんとたいちゃん程じゃないよ!」
「それから、最愛もね!」
「ちょっ! 何よ~! 最愛は変態じゃないし~!」
「ハハハハ!」
3人はバルセロナでの一時を楽しんだ!


468-21日 21:02

【3】R'k 日本ツアー。そして解散

R'kの日本ツアーがスタート。このツアーは、日本武道館、5大ドーム、そしてツアーファイナルでは、横浜日産スタジアムで2daysやる。
そして、このツアーでは、サポートアクトにBABYMETALがつく。 スペシャルゲストとして、ディープパープルが参加する。尚、BABYMETALのバックバンドは、R'kとそのサポートメンバーが担当する。

ツアーでは、中元兄弟の地元、広島も回る。そして、武道館、5大ドーム公演も終え、いよいよツアーファイナルの横浜日産スタジアム公演を迎える。

そして、2日間のライブを終え、いよいよ最終日を迎えた。
「いや~……、ついに最終日が来ましたか~……。」
「………さや、寂しいです。」
「すぅも寂しいな~……。」
「最愛は楽しかったYO!」
「由結は地元ライブも出来て、満足だYO!」
「……でも、俺らは寂しいよ。今日でR'k解散か~。なあ、たいちゃん!」
「………え?……」
大芽と翼、意外の誰もが耳を疑った。
「………そうだね! つばっち。今までありがとな!」
「………解散しちゃうの?」
「………うん。ツアー前にはもう決めてたんだよ。」
「そんな~……。最愛、やだよ~。」
「………KOBAさん! お願いなんですけど、これから、俺、翼を神バンドとして使ってくれませんか?」
「………え! マジですか? ………是非、お願いします!」
「………さて、そろそろ本番やな! 行くぞ~! 日産スタジアム、生、一丁………」
「喜んで!」

この日、ファンの前でR'kの解散が伝えられ、ファンには衝撃が走る。 しかし、この日もライブは盛り上がった。ライブが終わる頃には由結、最愛、さやか、R'kのサポートメンバー、そして翼が泣いていた。
そして、ステージを去る前、R'kの2人はハグをした。ここまで涙を流さなかった大芽も泣いた。

ここにR'kの歴史は一旦、幕を閉じた。
だが、いつか復活する日を多くの人が願っている。


469-21日 21:18

【4】いつかまた……

彼らは別の道を歩んだ

翼は予告通り、BABYMETALの神バンドのギターの神となった。そして、前々から組みたかったヘビメタバンドを組んだ。名前は「WINGーM」とした。

一方の大芽は、日本でビーイング社に所属し、ポップインストゥメンタルなどにもチャレンジ。自分の今までのキャリアを180度ひっくり返し、チャレンジを続けた。もちろん、ハードロックも続け、再度、ヘビメタにもチャレンジした。大芽は、翼のようにバンドは組まずにソロでの活動を決断した。

だが、最後のR'kライブの時にステージで話したこの言葉。いつか実現できるようにと、2人は思っている。
「いつか、もう一度、一緒にやろうぜ!」
「また、みんな、会おうぜ!」


470-21日 21:33

【5】大芽の道

「あなたにとって、R'kとは何か?」
この質問に大芽は、
「僕の人生の一部」
と、答えた。
「あなたにとって、姉や妹はどういう存在?」
この質問には、
「大好きな恋人! 何でもできる仲ですねw」
と、答えた。
「あなたにとって、音楽とは?」
この質問に対しては、
「人の心を動かせる能力がある。 そして、終わりの見えない無限の世界がある。」
そして、最後にこの質問。
「あなたのこれからの目標は?」
この質問に対して、
「………うーん……。どうだろう………。」
と、悩んだが、こう答えた
「あえてゴールは決めないです。だって、そっちの方が無限の可能性があって、楽しそうじゃないですか!」

これが中元大芽という男だ!


471-21日 21:49

〈Mr.TAIGA〉あとがき

MOA「楽しかったね~。」
YUI「うん。楽しかった!」
SU「………ハア~…。疲れた。徹夜で書き続けたからね。」
MOA「すぅちゃんが書いてたの?」
SU「うん。そうだよ!」
アケ「嘘おっしゃい! 人が書いてる所、深夜になるまで邪魔してただけじゃん!」
SU「いやいや……! そんな事、すぅはしないですよ~!」
YUI「そうだよ! すぅちゃんはそんな事しないよ!」
SU「由結ちゃん………。」
YUI「だって、すぅちゃん、ポンコツだからアケさん家まで行くの無理だよ!」
SU「おい! YUImetal! すぅはクイーンですよ~。分かりますか、ペチャ赤ちゃん!」
MOA「すぅちゃんもペチャじゃん!」
SU「うっさいわ! 最近のクイーンは胸も成長してるのよ! 知らないの?」
アケ「………ご愛読、ありがとうございました!」

※この話を含め、小説はフィクションです。


439-18日 19:59

SU「今年で20歳になります。」
MOA「大人ですね~!」
YUI「YUIMOAも今年で18になります。」
アケ「選挙権が行使されますね!」
KOBA「あれ! なんかいる。」
アケ「いや~、それにしても卒業シーズンですね…。」
SU「今の時期が来ると、さくら学院の事を思い出します…。」
YUI「すぅちゃんが卒業の時、泣いて最愛がすぅちゃんに抱きついた場面を思い出します…。」
MOA「恥ずかしい思い出death…。」
SU「なんでよー! いい場面だったじゃない!」
MOA「ペチャバストに顔を…。一生の不覚…。」
SU「違います~! すぅは豊乳です~!」
アケKOBA「羨ましい場面でしたね~…!」

アケ「…っていう夢を見てたんですけど、どうにかなりませんか?」
MOA「って言っても、すぅちゃんいないんだよね~。…じゃあ、変わりに最愛が~…」

アケ「…っていう夢を見てたんですけど、最愛ちゃん居ますか~?」
SU「夢の欲がすごい!」


439-18日 20:25

大村「あ、BOHにゃん!」
BOH「ツイッターで言ってたやつか…。まだ、言ってたの?」
KOBA「いや、それはそうと、藤岡君と青山君ががまだ来てないんだよ…。」
BOH「え!そうなんすか!」
大村「居ないと、困るんだけど…」
MIKIKO「あれ、どうしたんですか?」
KOBA「いや、藤岡君と青山君が居ないんだよ!」
MIKIKO「へー! その5人でPerfumeのライブ見るんですか? ベビメタの3人、もうライブ始まってるのに?」
KOBA大村BOH「へ?」
MIKIKO「でも、すごいと思いません? 自分の教え子のPerfumeの東京ドームライブの日にベビメタはナゴヤドームで初ライブ…。嬉しいな~!」

その頃、ナゴヤドームではベビメタのライブがスタートしていた。
ギター…Leda、藤岡 ベース…瀧田 ドラム…青山
SUMOAYUI「KOBA、どこ行った~!」


431-17日 11:38

MOAラジオ〈su-metal編〉⑤

MOA「さあ、今週もやってきました~!菊地最愛の~、最も愛を~、大切に!」
(拍手)
MOA「今日は、先週に引き続き、すぅちゃんとサラスさんにお越しいただいています!」
SUサラス「お願いします!」
MOA「さらに今日はスペシャルゲストとして、稲葉浩志さんにお越しいただいています。よろしくお願いします!」
稲葉「お願いします!」
SU「いや~、イッケメン!」
(全員笑)
MOA「それで、どうしてゲスト出演を引き受けてくださったんですか?」
稲葉 「それはもちろん、SUちゃん、MOAちゃんが好きだからですね!」
SUMOA「もう! 正直なんだから~!」


432-17日 11:50

MOAラジオ〈su-metal編〉⑥

MOA「そういえば、稲葉さんのソロ曲にAKATSUKIってありますよね?」
稲葉「ええ、ありますよ。」
SU「すぅのソロと被ってる。」
サラス「紅月ーアカツキーノコトネ。」
MOA「で、稲葉さんはSUソロの紅月とタイトルが被ってることについてどう思ってますか? 稲葉さんのAKATSUKIって2003年の曲ですもんね。」
稲葉「いやいや。別に今までにもあった事ですし、どうってことないですよ!」
MOA「でも、もし気に入らないなら、どうぞすぅちゃんにあらぬ事をしていいですよ!」
サラス「ハハハ!」
SU「え!稲葉さんにあらぬ事をしてもらえるの!どうぞどうぞ、ご自由にすぅをお使いください!」
MOA「いや、否定しろよ、エロクイーン!」


433-17日 12:03

MOAラジオ〈su-metal編〉⑦

MOA「ということで、今日はINABA/SALASについてお伺いします。稲葉さんとサラスさんは昔からの親友なんですよね?」
稲葉「ええ、そうですよ!」
SU「すぅの昔からの友達は彩美ちゃんかなあ!」
MOA「己は黙っとれ!」
SU「ごめんなさい…。」
MOA「で、今回はどうしてコラボをしようと?」
SU「私はロブさんとか、ガンズとか、レッチリとか、メタリカとコラボしたし!」
MOA「うるさいな~! 何、競ってんの?」
SU「うん。」
MOA「でも、稲葉さんって、スラッシュとCDでもコラボしてるし、エアロとライブしたし、ビリーシーンをサポメンに使った事もあるし、リンキン・パークとも知り合いなんですよね?」
稲葉さん「…まあ、そうですね!」
SU「 うわーーーーーーーーーーーー!」
MOA「もう、帰ってください。」


438-17日 20:43

SU「もし、生まれ変われるなら、3人の中で誰になりたい?」
MOA「う~ん…。すぅちゃんかなあ…。メタルクイーンって言われる、その歌唱力が欲しい!」
YUI「由結は最愛だね! 最も愛を~、大切に~!って言いたいんだよね~!」
SU「すぅは由結ちゃんだね~! なんと言ってもほっぺのプニプニが欲しい。」
MOA「3人で意見、割れたね~!」
KOBA「生まれ変わるか~、俺なら誰だろう?」
YUI「え!いつの間に!」
KOBA「ずっと、ここに居たんだけど…。」
MOA「存在感がないみたいねw」
SU「で、誰になりたいですか?」
KOBA「君達、3人じゃなくてもいいでしょ。」
SUMOAYUI「もちろん!」
KOBA「なら、徳川家康かな~。ずっと我慢し続けて、関ヶ原に勝って、江戸幕府を開いたってどんな気分何だろう?って思うね!」
MOA「…KOBAさんって、本当にメタラー?」
KOBA「もちろんだとも! なんで?」
YUI「家康って、あだ名がタヌキでしたよね。ベビメタの神様に反していません?」
KOBA「え~! キツネ設定とか、もう良くない?」
SUMOAYUI「言い出しっぺ、おまえだろーが!」


424-16日 13:56

SU「MetalResistanceが発売された時期にPerfume姉さんのアルバムが発売されたんだよね~。」
YUI「結局、日本のランキングでPerfume姉さんが上だったからね!」
SU「まあ、流石っす!って感じだね!」
MOA「ただ、グラミーギタリストのアルバムには勝ったんだよね!」
YUI「そういえば、松本さんって私達のライブ見に来てくれたんだっけ!」
SU「TUBEのドラムの人?」
MOA「ギタリストって言ったじゃん! しかもTUBEで見に来てくれたのって、春畑さんと角野さんだしね!」
SU「角野さんって、ハリセンボンの春菜さんに似てる人?」
YUIMOA「角野卓造じゃねえよ!」


425-16日 21:33

アケ「B'zの曲でしりとりしよう!」
全員「イエ~イ!」
アケ「僕からね! イチブトゼンブ」
SU「ブ、Brotherhood!」
MOA「ド、Don't Wanna Lie!」
YUI「イジメ、ダメ、ゼッタイ!」
KOBA「自分達の曲だし!自分達の曲への思い入れの強さ?」
アケ「イ~…?」
KOBA「続けるんだw」
アケ「イ…、イカせておくれ!」
SUMOA「は~い! 準備してくだ…」
KOBA「やらせねーよ!」


427-16日 22:16

MOAラジオ〈su-metal編〉①

MOA「今週もやってきました。菊地最愛の~…、最も愛を~…大切に~!」
(拍手)
MOA「今日はゲストを呼んでいま~す。最愛の大好きなお姉ちゃんのすぅちゃんことー、中元すず香さんdeath!」
SU「よろしくお願いしまーす。」
MOA「いやー、ついに来てくれましたね~!」
SU「ずっと、来たかったんだよね~!」
MOA「へー!そうなんだ。なんか嬉しいな~!」
SU「じゃあ、今日もお付き合いの程、宜しくお願いします。」
MOA「MC、入れ替わっちゃってるし!」

MOAラジオ、書いてて楽しい。


428-16日 22:37

MOAラジオ〈su-metal編〉②

MOA「さあ、最初は~、最愛の~、最も愛する人のため~!」
(拍手)
SU「このコーナー好き何だよね!」
MOA「いろんな投稿がおもしろいんだよね~!じゃあ、すぅちゃん、読んで~!」
SU「了解! では、ご紹介します。ペンネーム、アイドル好きのイケメンギタリストさん。」
SUMOA「ありがとうございます。」
〈私はここ数年、かわいい女の子達とお仕事をする機会をいただいています。で、その女の子達を好きになっています。これまではなんとか耐えてきたけど、行動を起こしそうで、自分が怖いです。どうすればいいんでしょう?教えて下さい、最愛さん、すぅさん!〉
SU「やだ~! もう正直なんだから~。すぅも好き~!」
MOA「こっちだって…、最愛のドキドキ、伝わっちゃうじゃん!」
SU「でも、あんなイケメンさんがそう言ってくれるの嬉しいな~!」
MOA「でね、同じような投稿が~、6弦ラーメンピカリさんからもきてるんだYO!」
SU「あー、結構です。」

その頃…
大神「嬉しい~! ヤバい。最高!」
BOH…失神!


429-16日 22:51

MOAラジオ〈su-metal編〉③

MOA「さて、次のコーナー…の前に~、今日、実はもう1人ゲストがいるんですよ!」
SU「マジっすか!」
MOA「ご紹介します。スティービーサラスさんdeath!」
サラス「コンニチワ!」
SU「すごい!サラスさんだ~!かっこいい!」
サラス「アリガトウ! キミタチモカワイイネ~!」
MOA「あざま~す。ところで、サラスさんは私達の事を知ってましたか?」
サラス「yes。デビューノトキカラシッテルヨ!」
SU「すご~い!」
サラス「ボクハユイチャンオシダYO!」
SUMOA「チキショー!由結めー!」

YUI「お色気作戦、成功!」


430-16日 23:05

MOAラジオ〈su-metal編〉④

MOA「ところでサラスさんは私達とのコラボを考えていますか?」
サラス「yeah! カンガエルダケデタノシイYO!」
SU「あー、楽しみ~!KOBA、聞いてるか?あの、サラスとだぞ!もう一度言うぞ。スティービーサラスとだぞ!コラボだぞ!してくれるってよ!ちゃんと検討しとけよ、変態プロデューサー!」
MOA「熱くなりすぎだってw」
サラス「デモネ、イママデコラボシタナカデ、イチバンヨカッタノハKOSHIダネ!KOSHIトハ…」

この後、稲葉さんの話で放送時間はオーバーした…。
MOA「えっ! 放送時間、すぎたの! じゃあ、来週は延長戦! もう1人のゲスト、稲葉さんをお迎えします。また来週!seeyou。」
SU「さすが、菊地プロw」


416-15日 16:29

どの種類がいい①?
KOBA「ファンタってあるじゃん。
MOA「えー。もちろん、存じてます。」
KOBA「あれの何味が好き?」
SU「う~ん…? グレープかな…!」
MOA「最愛はオレンジかな~!」
SU「KOBAさんは?」
KOBA「俺は…、期間限定で何回か発売されてきたアップルも好きなんだが…、メロンソーダかな?」
MOA「みんな、意見、割れたね!」
YUI「あれ? 何の話してるの?」
SU「ファンタの何味が好きかっていう話をしてたの。ちなみにYUIちゃんは何味が好き?」
YUI「えーっと~、トマトかな~!」
SUMOAKOBA「ねーよ!」

調べたら、ファンタってめっちゃ種類あるんですね。びっくり!


417-15日 16:43

どの種類がいい?②
KOBA「じゃあ、次はポッキーだな。何味がいい?」
YUI「う~ん?」
SU「王道のチョコかなあ…!」
MOA「最愛は、は~くま~い… ごめんなさい。いちごで!」
SU「KOBAさんは?」
KOBA「俺はポッキーのケーキが好きだな!」
MOA「ぐりこ・やで限定発売されてるヤツね。あれなんだw」
SU「YUIちゃんは?」
YUI「私は…、トマト味!」
SUKOBA「それ、プリッツだろーが!」
MOA「…でも、プリッツにチョコをコーティングしたらどうか?っていうアイディアからポッキーが生まれたんだよね!」

らしいです。


418-15日 17:03

どの種類がいい?③
KOBA「最後は…、い・ろ・は・すだ! 何味がいい?」
MOA「まさかのいろはすw」
YUI「う~ん…?」
SU「スパークリングもあるしね…。」
KOBA「俺は、りんごだな。スパークリングだとレモン。」
MOA「最愛はみかん!スパークリングだと、サイダーだね!」
SU「すぅは〈梨みずしーい〉のなし。スパークリングだと、ぶどう!」
KOBA「YUImetalは?」
YUI「スパークリングはレモンかなあ…。」
KOBA「お、同じだ!」
SU「もう1つはもう決まったようなもんだね!」
YUI「うん。ハスカップ!」
MOAKOBA「トマトやないんかい!」
SU「ハスカップ…、カップ…。A、B、C…。最愛ちゃんは何カップ?」
MOA「やめろや!エロクイーン!」

ハスカップは北海道限定!


419-15日 21:41

〈su-live〉より、アケオリジナル曲「rainbow」 作詞、作曲…アケ
1.雨に濡れた中歩く。傘は差してるいるけれどあまりに強すぎる。 
人と人とを不思議と繋げてゆくトリッキーな魔法で自分の色をどんどん増やしていこう。
カラフルな風船がこの公園から空高く舞い上がる!

(サビ)rainbow rainbow rainbow 何が起こるか分からない。
さっきまで雲がかかって薄暗かった空が太陽の光と空の青。白い雲が出てきてカラフルな虹がかかっている!

2.この高いビルに登ってみよう! 高いタワーなんかでもいいよ。
少しでも空に近づきたい。あのカラフルな虹をより上に行って見てみたい。
カラフルな風船が公園から高く舞い上がる!

(サビ)すぐに消えてなくなってゆく こんな綺麗な物が
ありえない出来事が起こりすぎてメンタルがコントロールできない。
自分の中で善と悪がそれぞれ語ってくる。今 どっちを選ぶべきか。

3.(サビ)rainbow rainbow 白か黒か。 rainbow rainbow そんなんじゃ足りない。
さあ rainbow rainbow 選択肢がないのはダメだ。もっと視野を広げて。
(1番のサビ)
カラフルな虹が僕らを照らす。


380-13日 17:44

SU「ふ~。今日もライブ疲れた~…。え、あれ?」
(おかしいぞライブ前、この部屋に置いてたはずの充電器がない。また失くした? いや、でもおかしい。なんでこの部屋に缶ビールが? え、そんな。まさか誰かが侵入した。このクイーン様のブラかおパンティーちゃんを求め! あるいはお風呂場かトイレですぅの〈自粛〉を求めて? えー、わかんない。どういうこっちゃ?)
KOBA「あれ? su-metal、俺になんか用?」
SU「え、まさかの小林が私の〈自粛〉を求めて…。」
KOBA「何を言ってるか! 俺も家庭もってる身なんだぞ」
SU「じゃー、なんですぅの部屋がこんな事に?」
KOBA「すぅの部屋? 君の部屋はこの隣の部屋でしょうが!」
SU「へ! 間違えた。すいません。てへ!」
KOBA「かわいい奴!」

YUI(あぶねー。由結も部屋間違えるところだったー!)


381-13日 17:55

〈su-live〉
ー序章ー
単独ライブを密かに計画していたsu-metal。そして遂に、中元すず香として単独ライブに打って出る。


382-13日 19:19

ー第1章ー 〈初単独ライブ〉
【1】ZeepTokyo
その日、すず香はZeepTokyoに居た。この日が初の単独ライブの日。「BABYMETALとは別の世界。別のすぅを見せる。」 これをテーマにしてライブに挑もうとしていた。バンドメンバーはギターにAKE(アケ)、もう1人にDuran。ベースにTOKIE。ドラムにチャドスミス。キーボードに小野塚晃。このメンバーでひとまず全国を回ろうとしている。


383-13日 19:39

【2】すず香、アケ
「ねえ、アケ君。お願いがあるんだけどいいかな?」
少し前にライブフェスで知り合った、すず香とアケ。サマーソニックで再び会う機会があったすず香はアケにこう話しかけてきた。
「え!あ、僕なんかでいいんであれば、どうぞ。」
こう話したアケの顔を見ながら、微笑んだすず香はこう言った。
「実は単独ライブをやろうとしてるんだけど、サポートギターやってくれない?」
すず香のファンであったアケはすごいドキドキしてきた。
「じ、じ、自分なんかでよければ!!」
「ありがとね! じゃあ、後で詳しい事、教えるから。じゃあ、顔笑ってくるね。」
と、言いながらウィンクし、自分の出番へ向かっていった。
「たまんね~。」
興奮が止まらないアケだった。


384-13日 20:02

【3】セットリスト決め。
バンドメンバーも決まり、次はセトリ決め。事前にすず香から、
「メタルだけじゃなく、別ジャンルにも挑戦したいんだ!」
そう言われていたアケは、ファンである稲葉浩志の曲を中心にセトリを組もうと考えていた。
「それとね…」
すず香にそう言われて、さまざまなことを言われた。
①アコギを弾きたい。 ②20〜23曲歌いたい。 ③su-metalソロも歌いたい。
こう言われたアケはセトリ決めに取りかかった。
「こんな感じ…かな?」
アケはすず香と一緒にライブが出来ることにドキドキが止まらず、とにかくライブを楽しみにしていた。


385-13日 20:18

【4】リハーサル
アケは披露する曲のギターやコーラスに取り組んでいた。他のバンドメンバーも自分の楽器に黙々と取り組み、すず香は歌のリズムや歌い方、ライブのMCなど様々、取り組んでいた。すると、すず香はアコギに取り組み始めた。最初は軽く鳴らす程度だったが、披露する曲のコードを弾き始めると、アケを始め、他のバンドメンバーも驚く程のうまさで度肝を抜いた。弾き終えると、すず香は、
「どうですか? 下手じゃないですよね?」
こう、問いかけてきたすず香にDuranが、
「すごいよ! どこで練習したの?」
と、言い、他のバンドメンバーも、
「うん。確かにすごいよ!」
と、続けた。この言葉にすず香は、
「えへへ~!」
かわいらしく、得意気になっていた。


386-13日 21:13

【5】ライブ 1~10曲目
いよいよ、ライブがスタート。1曲目に鳴り響いたのは稲葉浩志のSaturday。すず香の
「鮮やかな~、感情はこんな時光る。一抹の寂しさーこそーがー、明日への望みー。」
この声と共にバンド隊の演奏がスタートする。そして、Saturdayが終わると同じく稲葉浩志の曲、エデンが始まる。
「この目はあなたを見るためにある。」
この歌詞で客の盛り上がりがヒートアップする。エデンが終わるとすず香の、
「こんにちは、東京!」
の声と共にBABYMETALでもカバーしていたPainkillerがスタートする。次にすず香がフライングVを持ち、稲葉浩志のOkayがスタート。淡々とエレキを弾く姿に観客からの歓声は大きくなる。この後、su-metalソロである悪夢の輪舞曲がスタート。観客からは驚きと共に歓声があがる。終わると、すず香によるMCが入る。
「BABYMETALとしては見せられない、新たなすぅdeath。今日はゆっくり楽しんでください。」
そして、始まったのはOverthefuture。どよめきがおこるが、観客からも
「ぜったーい。だいたーん。」
の声が響く。その後、アコギを持ったすず香。稲葉浩志の波、赤い糸と続く。さらにその次のI AM YOUR BABYの、
「どうして人は生きていくのか 理由を探すのもまた人生。」
この歌詞がこの日の中でもかなり観客の心を響かせた。そしてアコギをやめ、始まったのはsu-metalソロのAmore。途中でDuranによるギターソロも入り、BABYMETALではないオリジナリティーにより、拍手が鳴り響く。


387-13日 21:34

【6】ライブ11~20曲目
11曲目にきたのは稲葉浩志の今宵キミト。曲が終わると、小野塚によるキーボードソロ。そしてそのまま、こちらも稲葉浩志のSAIHATEHOTELがスタート。曲の途中で稲葉浩志のツアー「enⅢ」の同曲の観客との掛け合いのように、
「wow wow wow wow wow wow yeah!」
を挟む。SAIHATEHOTELが終わると、su-metalソロの紅月、NoRain NoRainbowへ続く。そして、すぐに稲葉浩志のBLLEDへ。次にBABYMETALでsu-metalとしてカバーした、WhiteLoveを歌う。その後、アケのギターソロでTakMatsumotoの朱~朝焼け~を演奏。終わると、BABYMETALでもカバーしたBreaking the lawを歌う。その後、jamセッションが始まり、Receive You [Reborn]を歌う。この曲でのすず香のかっこよさに観客の特に女性陣から大歓声があがる。そして、BABYMETALの曲、KARATEを歌う。BABYMETALの時同様、
「everybaday jump」
の掛け声と共にジャンプもした。そして、20曲目にRoad of Resistance。BABYMETALのように常に踊る訳ではないが、また違った良さが出た。その後、すず香の
「seeyou」
でバンドメンバーは引っ込んだ。


388-13日 21:48
 
【7】アンコール
Road of Resistanceで終わったライブはアンコールに突入。アケを中心としたバンドメンバーによるTakMatsumotoのGO FUTUREを演奏。終わると、すず香が登場し、
「まだまだ、盛り上がれー。」
の声と共にあわだまフィーバーが始まる。途中で各バンドメンバーによるソロパートが入る。終わると、
「本当に今日はありがとう!」
この声と共にアケの曲であるrainbowがスタート。
「rainbow rainbow。白か黒かー。rainbow rainbow。そんなんじゃ足りなーい!」
の部分では観客と一緒に歌う。そして、ライブは終了。最後はB'z風に、
「せーの!お疲れ~!」
で締めくくった。ライブは最高な出来であり、ファンは盛り上がった。
しかし、いいことだらけではなかった…。


390-13日 22:08

ー第2章ー〈おちてゆくの闇の中を〉

【1】BABYMETAL
ツアーは順調に進む。ツアーファイナルの日本武道館公演ではセトリにTHEONEを加え、よりレベルをあげたライブで成功させた…。
その後、BABYMETALとしての次のツアーに向けて、すず香は由結、最愛らと久しぶりに顔合わせをした。しかし、何かいつもと違う感じがした。いつもなら、みんな、笑顔で自分を見て、話してくれる筈なのに…。今日は自分への視線が冷たいような気がした。
「いや~、ツアー疲れたな~!」
こう言ったすず香に対して、由結は、
「ふーん。良かったじゃん。盛り上がったんでしょ。」
と、冷たく言い放つ。そして、KOBAや神バンドメンバーなども睨み付けたり、舌打ちしたりしていた。唯一、最愛だけが、困った顔ですず香を見つめていた。何がなんだか分からないすず香は一度、その場を離れ、部屋に戻った。


391-13日 22:27

【2】すぅ最愛
とりあえず、すず香は色々と整理してみた。おそらく、由結は自分の単独ツアーに関して怒っているようだということは分かった。でも、なぜ? ソロツアーをやることはもちろんちゃんと、事務所やYUIMOA、KOBAにもちゃんとつたえた。その時、応援もしてくれた。なのに…。そう考えているところに最愛がやって来た。
「最愛ちゃん、これってどう…。」
すず香が言い終える前に最愛が
「すぅちゃん…。最愛達の事…、嫌い…?」
「え!何を言ってるの?どうしたの?」
「じゃあ、これどういうこと…?」
今にも泣き出しそうな最愛はある雑誌を開いた。その記事を見た、すず香は目を疑った。そこには、
〈BABYMETALのsu-metal、BABYMETAL消えろ発言。メンバーやプロデューサー、神バンドの悪口や愚痴も。これからはソロ1本でいく宣言!〉
と、書かれていた。思わず、すず香はその雑誌を閉じた。それを見た最愛は、
「やっぱり、本当だったんだ。すぅちゃん、ひどい。親友だと思ってたのに!」
泣きながら、最愛は部屋を飛び出した。すず香は動揺していた。


392-13日 22:51

【3】ブーイングの嵐
改めて、すず香は雑誌を開いてみた。よく読むと、こんな事が書かれていた。
①BABYMETALはほとんど自分が支えている。 ②メイトが気持ち悪すぎる。 ③所詮はYUIMOAはビジネスパートナーでしかない。など、明らかに他人を尊重してきた、すず香のイメージと真逆の事が書かれている。
「なぜに、このような事態に…。」
とりあえず、ライブなので重い空気の中、リハをした。これでも十分に辛いのだが、追い打ちをかけるような出来事がおこる。ライブ中、3人の歌の時、YUIMOAのソロパートの部分では、メイト達は盛り上がるのだが、SUのパートの時だけ盛り下がる。さらにBLACKBABYMETALでは、3人の時以上の盛り上がりを見せる。しかし、SUソロの時は、シンとして、どこか神バンドの演奏にも熱がこもっていない。それでも、やり遂げようとするSUに対して
「いつまでやるんだよ!早く、次、行けよ!」や、
「声がすげー、気持ち悪いわ~。吐き気する~!」
など、心ない声が聞こえてくる。しかし、なんとかやり遂げたすず香。いつも通り「we are」を言おうとするが、由結と最愛が交代で「we are」を言う。そして、最後の「seeyou」もYUIMOAが言い、ライブは終わった。ステージから引っ込んだすず香に対して、由結やKOBAが、
「ざま~!」と、言い放った。この日、すず香は休業を決める。


393-13日 23:03

【4】休業
世間ではこんなニュースが話題となった。
〈BABYMETALのsu-metalこと中元すず香が休業宣言。これで姉妹での休業!〉
それから、BABYMETALはYUIMOAの二人で活動を続行することが決まり、会社ではすず香の解雇の話まで出てきた。ネットでは、
「そりゃ、そうだ!」
「芸能活動も無理でしょ。」
「こりゃ~、解雇も時間の問題w」
などの心ないコメントばかりが出回っていた。
(本当は違うのに、なんで私がこんな想いしなければならないの?)
そう思ったすず香だが、ある決心をする
「こうなったら、自分の力で嘘を証明してやる!」


398-14日 16:47

【5】誰が?
という事ですず香は、その雑誌の記事を書いた人の名前を調べた。すると、Aという人物が書いたようだった。すず香はその人物に心当たりがあった。
「もしかすると…。」
そう言い、すず香は、ASHのDVDを見てみた。
「やっぱり…。」
そこには、自分よりも3個年上の若き、Aの姿があった。彼もASHの出身だったが、素行が悪く、よく他の生徒に迷惑をかけていた。そんな、彼がASHを辞める事件があった。そのきっかけとなったのが、すず香である。ある日、彼はすず香に因縁をつけてきた。そこで、すず香が言い返すと、口論に発展。逆上したAがすず香を突き飛ばす。すず香はその時、手首をひねり骨折した。これが原因でAはASHを辞めることになった。そして、最後にAは、
「俺の唯一の生き甲斐がASHだったのに…。」
と、言い放ち、姿を消した。
おそらく、その出来事を逆恨みして、記者となった彼はこの記事を書いたと思われる。
「なるほどね~! アイツがこんな記事をー。相変わらず、性格悪いんだなあ。」
すず香はあきれていた。しかし、彼はより、最悪の出来事を生む。


399-14日 17:07

【6】誘拐
早速、すず香はその週刊誌を発行している会社に出向いた。すると、ある男性記者が出迎えてくれた。その記者は探しているAではなかった。すず香はその記者に、
「Aさんという方はいらっしゃいますか?」
「いや、それが今日、彼、欠勤してるんですよ。」
「欠勤ですか…?」
「ええ。何か予定があるそうで、それですず香さん宛の手紙を預かってるんですよ。」
そう言い、彼は手紙をすず香に渡してきた。
「ありがとうございます…。」

家に戻ったすず香は手紙を読んでみた。そこには、驚きの内容が書かれていた。
〈お前の大事な友達、最愛ちゃんの事は誘拐した。今から、俺の指定する場所に来いと書いていた。〉
(誘拐…、最愛ちゃんが?)驚きの内容に言葉が出なかった。ひとまず、すず香は会社へと、向かった。


400-14日 17:23


【7】取り合ってくれない
会社へ来たすず香はKOBAの所に向かった。そこにはKOBAと由結が居たが、最愛の姿はなかった。2人から冷たい視線を浴びるが、すず香は慌てた様子で、
「大変です!最愛ちゃんが誘拐されたみたいなんです!」
と、伝えてAが書いた手紙を見せるが、
「ふん!どうせ、自分で書いたんだろ!そもそも、最愛の事は今日、呼んでないし。」
と、KOBAに一蹴される。しかし、めげずに、
「本当なんですって!信じてください。」
と、言うが、由結からの一声に心が折れる。
「どこまで人をバカにすれば、気が済むの!いい加減にして、ホント、あんた最低!」
この一声を聞いたすず香は部屋を飛び出した。もう、頼る人はいないのか…。警察に言っても取り合ってくれないだろう。
「やっぱり、自分でやるっきゃない!よし、行こう!」
すず香は1人で最愛を助けに行く事を決めた。


401-14日 17:42

ー第3章ー〈救出大作戦❗〉
【1】出発
すず香はアケと会い、これまでの事の経緯、そして自分が1人で最愛を助けに行こうとしていることを話した。アケは驚き、心配した。
「駄目だよ。すぅちゃん!危険かもしれない…っていうか、危険だよ!」
「でも、このまま最愛ちゃんを救えないのは嫌なの!」
「じゃあ、僕も一緒に行くよ!」
「ダメ!アケ君の事を危険な目にあわせたくないの!」
「でも、僕はすぅちゃんの役にたちたいんだ!お願い、頼むよ!」
「ごめんなさい。その気持ちは受け取っておくね!」
「すぅちゃん!」
「ごめんね。でも、もし一緒に来たら、すぅ、アケ君の事嫌いになるよ。それは嫌なの。分かってくれる?」
「…分かった。でも、じゃあ、なんで僕の事を呼んだの?」
「もしかすると、これが最後になるかも…。だから、最後に会いたくて…。」
この言葉を言ったすず香はアケの下を去り、最愛の助けに向かった。


402-14日 17:50


【2】再会
Aに言われた廃工場に来たすず香。中に入って行くと、中はボロボロだった。
「最愛ちゃんはどこだろう?」
最愛の姿を探す、すず香。と、背中に視線を感じ、後ろを振り向くと、男が立っていた。Aだ!
「…待ってたよ。すぅちゃん。」
すず香はあの日の出来事を思いだし、体は緊張していた。


403-14日 18:21


【3】衝撃の告白
2人は廃工場にあったテーブルを挟み、向かい合うようにして座った。すず香は早速、Aに問いただす。
「Aさん。私の事、恨んでる? 最愛ちゃんはどこ?」 
「…嫌、僕はすぅちゃんの事を恨んだ事なんて、ないよ。ましてや、嫌いでもないし。」
「じゃあ、なんであんな記事を…?」
「すぅちゃんが好きだから…」
「えっ…!」
「すぅちゃんが好きだからだよ!君の顔とか心優しい正義感あるところが好きなんだよ! それにあの時みたいに堂々として、はっきり言ってくるところが好き!あの時はイタズラで突き飛ばしたけど、痛かったよね。ごめんね!」
すぅは思った、(変態…?)
「…で、最愛ちゃんはどこなの!」
「その事だけど、最愛ちゃんはあの部屋にいるんだ。変な気を起こさないで、あの部屋には爆弾が仕掛けてあるんだ。でね、取引をしないかい? 最愛ちゃんを解放する、そして、すぅちゃんの悪評を取り消すよ。でも、その代わりに… 僕と結婚しよう!」
「…」


404-14日 18:46


【4】すぅの決断
衝撃の告白に動揺したすず香。どうしようか迷っていたが、まず最愛と話させてほしいと言った。部屋を開けると、腕を縛られていた最愛が居た。
「最愛ちゃん!」
「ごめんね…。すぅちゃんの事、疑っちゃって。」
「うんうん。大丈夫だよ。最愛ちゃんなら信じてくれると思ってた。」
「でね、たまたまアイツ(A)に会って、記事がウソだって分かったの。問いただそうとしてたら、強引に縛られて拉致されたの!」
「縛る、縛られる…。うわ~、最愛ちゃんの事縛りて~!」
「おいおい、エロクイーンがでてますよw。で、すぅちゃんどうするの?あんなヤツと結婚…。やめて、最愛のためにそんな事しないでね。」
「…私にはベビメタ、仲間が大切なの。失いたくないの! だから、この現実を受け入れるよ。」
「すぅちゃん…。」
すず香は部屋を出て、Aのもとへ向かった。そして、結婚を受け入れる事を告げた…。


405-14日 20:05


【5】まさかの結末
Aは発狂した。
「ひゃっほーい。すぅちゃんが僕のお嫁にきた~!」
すず香はこれでベビメタが終わるわけでないからと思い。Aの用意した婚姻届にサインしようとした。すると、奥の方であの手紙を渡してくれたあの男性記者が銃をすず香の方に向けて立っていた。そして、銃弾が放たれた。
(バーン❗)
銃声が響く。すず香は目をつぶる…。

しばらくして、目を開けると、Aが血を流し倒れていた。
「A君!A君!」
「…ふー…。す、ぅ…ちゃ、ん。ごめん…ね。ぼ、く、の、事、わ、す、れ、な、い、で…」
「A君! A君! Aく~ん❗ うー…」
すず香は泣き続けた。


406-14日 20:16


【6】悲しみ
泣き続けたすず香だったが、最愛を救出し、到着した警察などに事情を説明した。そして、ブルーシートを被せ、運ばれてゆく、Aの遺体を見て、泣いた。一方で、発砲したあの記者は確保された。動機については、
「すず香さんが家の事務所のAとどういうわけか関係性があったようで、もし、会社に不利益な事があったらどうしようと、思って発砲した。」
と、語った。あまりに身勝手すぎる動機である。

その日の夜、すず香の携帯に最愛からメッセージが届いた。
〈明後日の朝9時から、事務所にて打ち合わせだYO!〉
「軽っ❗」
とても誘拐された人のテンションだとは思えないすず香だった。
「でも、みんなに言いたい事があるから…。」


407-14日 20:26


ー第4章ー〈PRAY〉

【1】アケと
次の日、すず香はアケと会い、昨日の事を話した。
「…それは、残念だったね。」
「…うん。A君…、いい人だった。ただみんなにかまって欲しかっただけだったみたい…。」
「んで、明日、BABYMETALでまた集まるんだよね。どうする、許すの?」
「うん。許そうとは思ってる。けど、それだけで終わらせない。大切な人を失ったんだから…」
「………思い通りになるといいね!祈ってるよ!」
「うん。ありがとう。」
すず香はアケと別れ、1人帰路を歩く。どうしてもみんなに言いたい事があった。


408-14日 20:40


【2】もう一度
朝、事務所に来たすず香の前には由結、最愛、KOBAが待っていた。
「あのね…。すぅちゃん、由結ね、すぅちゃんの事、悪く言っちゃってた…。私、仲間として親友として信じるべきだったのに…、ごめんなさい。本当にごめんなさい。」
由結がこう言うと、KOBAや最愛も謝った。きっと、3人ともすず香が心優しく、許してくれるだろう。そう思っていた。しかし、すず香の返事は意外すぎる物だった。
「ふー。やっぱり、私BABYMETALの事、嫌いだわ~。昔は好きだったんだけど!」
この発言に3人とも唖然とした。しかし、すず香はこう付け足した。
「でもね、もう一度、BABYMETALの事を好きになりたいの! それにはみんなの協力が必要なの。すぅも顔笑るから、また一緒に顔笑ろう!」
この言葉を聞いたYUIMOAは泣きながら、
「すぅちゃ~ん!」
と、言い、すず香に抱きついた。


409-14日 20:47


【3】ライブ
翌月、ライブステージに立ったすず香にメイト達から
「ごめんね、すぅちゃん」や、
「su-metal、最高!」
などといった声が飛んできた。それに対し、すず香は
「I love you BABYMETAL」
と、返した。
ライブの方はいつも通り、3人のキレキレの動きに加え、su-metalの美しい声が会場を響かせていた。そして、最後は、
「seeyou」
これで締めて、ライブを終了させた。


410-14日 20:55


【4】su-metalとすず香
「ところで、すぅちゃん、ソロってこれからも続けるの?」
最愛がこう聞いてきた。
「みんなが許してくれるんであれば、これからもやりたいな、とは思ってるけど。…それにアケ君とまたライブやりたいし…。」
「えっ、すぅちゃん、何か言った?」
「嫌、なんでもないよ! …でもね、やっぱりお客さんにはsu-metalとしての自分と中元すず香としての自分を見てもらいたいな~って、思ってるんだ!」
「ふ~ん…。」
「ちょっ! 自分から聞いといて、何よ、そのリアクション!」
「あははは!」
いつもの楽し気な風景が戻っていた。


411-14日 21:06


【5】su-live
(私にとってのライブってなんだろう)
みんなからのけ者扱いされたこと。大切な人との悲しい別れ。改めて、理解した友との絆。そういった出来事、全てを受け入れたうえで、同じような状況で悲しむ人を勇気付けたり、自分を応援してくれる人の声に応え、全力を見せる。そして、自分が歌が好きでダンスも好きだから。なによりも、頼れる相方や仲間と共に頑張る。それが私のライブなんだと思った。
中元すず香の、su-metalのライブ、「su-live」なんだと。


~おわり~


~この作品(su-live)のテーマ曲~
主題歌「No Rain No Rainbow(BABYMETAL)」
「悪夢の輪舞曲(BABYMETAL)」」「Amoreー蒼星ー(BABYMETAL)」
エンディング「PRAY(B'z)」

〈su-live〉あとがき

自身発のベビメタ小説となったsu-live。この中では私が出てきたり、由結ちゃんが悪くなってたりなど、色々ありました。しかし、この作品を読んで、1人でも多くの人が感動してくれたら幸いです。ありがとうございました。


377-12日 23:10

YUIBAR〈PUNIPUNI〉③
(カランカラン)
MOA「おっはー!」
YUI「真夜中におっはーって💦」
大神「おー、最愛ちゃん!奇遇だねー。」
MOA「あれ、大神さんもいる~。まさか、由結にあらぬことをするため…。」
大神「なんでやねん! 6弦のハゲじゃあるまいし!」
BOH「お前、いるの分かってるくせして。」
MOA「ところでお二人は何を飲んでらっしゃるの?」
大神「俺はレッドアイだね。うまいよ!」
BOH「僕はブラッディメアリーっす。たまんないっすよ!」
MOA「へ~、美味しそう。飲めないけどw」
YUI「確かに。この店にはお酒しかないからね!」
MOA「ていうか、未成年の由結がBARを開ける意味がわからんが?」

こんな夜。どんな夜?


376-12日 22:51

YUIBAR〈PUNIPUNI〉②
(カランカラン)
KOBA「こんばんはー…」
YUI「あー、すいません。もう店、終わりの時間なんですよ。明日も来ないでね!」
KOBA「最後、余計だし。しかも、まだ終わりの時間じゃねえだろ!」
YUI「うわー、面倒だー。なんで来たんだよー。」
KOBA「給料減らすぞ。てか、酷くない。」
YUI「だって、嫌な予感がするもん。」
KOBA「酷いなw いやー、メタルのこと、語ってたらsu-metalに逃げられたからさ~、代わりにYuimetalに聞いてもらおうと思ってね。」
YUI「帰って下さい。」

普段も熱く語っているのかな?


375-12日 22:39

YUIBAR〈PUNIPUNI〉①
(カランカラン)
YUI「いらっしゃい…。おー、すぅちゃん!」
SU「いやー、小林に熱くメタルの話を聞かされてたんだけど、長くてしょうがない!」
YUI「面倒そうだねw」
SU「んで、ちょっとトイレに行くフリをして逃げてきました。」
YUI「良かったじゃん。」
SU「あー、それにしても喉が渇いたなー。メニューは?」
YUI「全部、トマト系のカクテルだYO!」
SU「ただの自己満足やんけ!」

でも、行ってみたい。そして飲んでみたい。


374-12日 22:11

MOAラジオ③

MOA「さあ、そろそろお別れの時間がやって参りました。最後にですね、また迷子の情報death。ペンネーム、紅の騎士さん。」
〈私の大事なブラジャーがどこかに消えてしまいました。助けて下さい。〉
MOA「…ふっ。ペチャが! また来週、seeyou」
SU「なんなんだよ! このラジオ」
YUI「いや、あんたもあんただわw」

ごもっとも!


373-12日 21:42

SU「最近、CHUBBYGROOVEを聴くの!」
MOA「メタルじゃないんだw」
YUI「でも、あれはすごいよ。」
SU「私達の音楽性とサラスの音楽性が合ってる気がするし!」
MOA「コラボ狙いですか? 曲、作ってもらおうとしてるの?」
YUI「私は、苦悩の果てのそれも答えのひとつが好きかな。稲葉さんの歌詞と歌声、サラスの作り出す曲調が素晴らしい。」
MOA「評論家か!」
SU「私はAISHIーAISAREかな。感触! これを言いたいんだよね。」
MOA「エロクイーンが!」

どちらの曲もYouTubeで視聴可能。サラスとベビメタ…。見たい!


372-12日 21:10

MOAラジオ②

MOA「続いては最愛の~、最も愛する人のため~。ということで早速、ご紹介します。ペンネーム、6弦ラーメンピカリさん。ありがとうございまーす。」
〈僕は今、交際している女性がいるのですが、ある日、彼女の母が倒れたようで、手術代が欲しいということだったので300万円を彼女にあげました。で、彼女は実家のほうに帰ったようなのですが、それから1ヶ月。まだ、彼女からの連絡がありません。彼女のおかあさん、無事なのでしょうか? 心配です。僕は彼女のために何をすべきなのでしょうか? 教えて下さい、最愛さん〉
MOA「…詐欺ですね。」

みなさんもご注意を!


370-12日 20:39

自分オリジナルの曲

SU「rainbow,rainbow 白か黒か~。 rainbow,rainbow そんなんじゃ足りなーい。」
YUI「なーに、その歌~?」
SU「アケの〈rainbow〉って曲。」
YUI「アケって、小石蹴り部の新メンバー?」
SU「うん。そうだよ!」
YUI「でも、なんでそんな人の曲を知ってるの?」
SU「最愛ちゃんのラジオで流れてたから。」
MOA〈…ということでお送りしたのは、アケでrainbowでしたー。〉
YUI「最愛…」

く~、言われたい。ちなみにrainbowのフルバージョンは後程!


369-12日 20:19

MOAラジオ①

MOA「はーい。今週もやってきましたー。菊地最愛の~…、最も愛を~…大切に~!」
(拍手)
MOA「あのね。いきなりなんだけど~、迷子の情報death。ペンネーム、ポンコ… あ、間違えちゃった、ごめんなさいw ペンネーム、メタルクイーンさん。」
〈私の大事な充電器ちゃんが突然、いなくなっちゃいましたー(泣)。助けてください。〉
MOA「…ふっ! さあ、続いては…」
SU「おいっ!」

こんな人いたら、笑える…かな?


367-12日 19:55

YUI「小林と結婚するとかなったら、どう思う?」
MOA「え~! マジでありえないわ~。あ~、考えただけで寒気がする!」
YUI「嫌いすぎだろw まあ、由結もないけどね。」
SU「おはー。あれ、何の話?」
YUI「いや、小林と結婚するとなっ…」
SU「え~!マジでありえないわ~。あ~、考えただけで寒気がする!」
YUI「最愛と同じ事、言ってるしw」
MOA「とは言え、既婚者だしね。」
SU「結婚とか、まずない話だねw…」

10年後
すぅの父母「コバさん。これから家のすず香をよろしくね。」
KOBA「精一杯、顔笑ります。」
SU「コバタ~ン❤」
YUIMOA「なんでやねん!」

色々と疑問点の多い話w


366-12日 19:33

SU「なんか、いい匂いがする!」
MOA「え!匂いとかする?」
YUI「いや、しなくない。」
SU「あ~、ソースのいい香り。近くにお好み焼きがあるぞ!」
YUI「さすが、広島っ子w」
MOA「あ~、最愛もお腹が空いてきたな~!」
YUI「さすが、食いしん坊w。でも、YUIもお腹空いてきたかも。」
SU「この部屋から匂いがする。 ガチャッ…」
BOH「おー! すぅさん、由結さん、最愛さん。今、ラーメン作ってたんですよ。食べますか?」
SU「…間違えちゃった。てへ!」
MOAYUI「どんな鼻してんだよ!」

でも、気付かなかった二人もねー。てか、BOHさん…


355-11日 22:28

MOA「曲名でしりとりしようYO!」
YUI「いきなり! まあいいけど。」
SU「じゃーすぅからね。紅月」
YUI「なんで、乗り気なんだろw」
MOA「次は最愛ね。Kings For A Day!」
YUI「え~、じゃあ、イジメ、ダメ、ゼッタイ」
SU「い、ね!じゃあ、いいね」
MOA「Never Good-Bye!」
YUI「てか、最愛だけなんでベビメタの曲名じゃなく、TMGばっかなの?」
SU「ばっかって言っても、まだ2周目だけどw」
MOA「だってMr.Bigの人とずっ友写真、撮ったじゃん。」
SUYUI「それ、ベースの人ね。」

TMGにピンとこない人…。調べてみましょう!


354-11日 22:07


SU「今度すぅがカバー曲やるなら何がいいかな~?」
MOA「やっぱりメタルがいいでしょ?」
SU「う~ん…。別にメタルにこだわらなくてもいいかな。」
MOA「おいおい💦」
SU「誰のがいいかな? 相撲好きな白塗りのおじさんかなぁ?」
MOA「遠回しな言い方してるようだけど、メタラーじゃん。」
SU「日の目を見なかった時代は紳士服の店員をしてた人かな?」
MOA「もうカバーしてるしw」
SU「ぜった~い! だいた~ん!」
MOA「そんなすぅちゃんも今年で二十歳death」

みなさんは誰のことを言ってるか分かりましたか?


353-10日 22:44
SU「今まで、ベビメタがカバーしてきた曲の中ですぅが一番好きな曲は最愛ちゃんのLOVEマシーンかなぁ!」
MOA「え~、そうかなー! なんで~!」
SU「う~ん。ちょっと、大人な感じだったからー!」
YUI「さすが、エロクイーン」
MOA「まあ、最愛はナイスバディーだからね!」
YUI「ここにもスケベが居たはw」
SU「でも、今の最愛ちゃんは渡辺直美さん路線でやるんだもんね!」
MOA「だから、人をデブ扱いすんなや!」
YUI「これからは直美さんと顔笑ってね!」
MOA「辞めねーし。ベビメタ続けるし !」
KOBA「アジャコングに弟子入りするか?」
MOA「お前ら、覚えとけよ❗」

僕はMOAMETAL大好き💕


352-10日 22:20

SU「最近、デブデブ言われてるわね。」

MOA「うん…。みんな、MOAのこと嫌いなのかな…。」

YUI「大丈夫だYO! もし、みんながMOAのこと嫌いになってもYUIはMOAの味方だYO!」

MOA「YUI…。グスッ、ありがとう。」

YUI「これからも、その見た目で私のことを引き立てて下さいな、菊地さん。」

MOA「あっ、そうですか。私の涙、返してくれませんかねー。」

SU「これからもプニプニとブニブニのBLACKBABYMETALで顔笑ってください。」

MOA「余計なお世話じゃっ!