bm-koishikeribu(yui)
bm-まーと
 由結ちゃんが小石をちょこんと蹴るのをただ観たい人達の集まり。
 ある者はただ静かに、ある者は妄想を楽しみながら由結ちゃんの小石蹴りを待ちます。
 我々は節度ある妄想を心掛けます。中高生に対する過度な下ネタは慎みます。
 もしBABYMETAL本人達が見たとしても笑って許してもらえるような妄想を目指します。
 そして何よりBABYMETALを尊重します。随時部員募集中DEATH!


 部で唯一のストライカー:水野由結c
 部長:メロスピ
 相談役:TOMMYMETAL(部で唯一の「由結の小石蹴り」を見た生き証人)


部   員
 メロスピ(部長) TOMMYMETAL すっぱまん mu-metal
 博多おやじdeath RYO-METALの父 LIFE-METAL おばさんだお
 するめ派METAL OYABIN-METAL NO.4 TOSHI-METAL
 まーと OMG バッファMETAL EMOS-METAL
 B a.k.a METAL マコちん  ななしまん   


2015年2月-【小石蹴り部第2章】

915-12日 12:18

モアたん「そうかぁ〜、二人ともそんなにモアのような美巨乳になりたいんだ〜?」
スー様「カチンとくる言い方だけどその通りよ!ツルペタ暮らしもほとほと嫌気がさしたわ」
ユイちゃん「悔しいけど上に同じ!」
モアたん「ええ?でも我々の業界では美微乳は巨乳以上のステイタスで需要が高いわ」
ユイちゃん「何の業界なのよ?」
モアたん「んっ?アニヲタ業界」
スー様「あまり喜べないよー」
モアたん「それにね、巨乳好きの男はマザコンが多いって統計学的に証明されてるわ」※思い込みです
ユイちゃん「ウヘェ、じゃあツルペタ好きは?」
モアたん「ロリコン」
スー様「どっちもどっちじゃん!」
モアたん「考えてみてよ、マザコンと結婚したらもれなく旦那とべったりの義理母が付いてくるの、ロリコンと結婚したら最初のうちは可愛がってくれるけど年取ってくると相手にされなくなって旦那はさくら学院とか応援しだすのよ」
ユイちゃん「どっちもやだなぁ」
モアたん「それを踏まえてジャジャン!此処に天才コ●博士が発明した他人と身体の部位を1度だけ取り替えられる機械があります。モアは望まれればこの美巨乳を貴女達のツルペタと取り替えてあげてもよろしくてよ。さて質問っ!誰のどこと取り替えて欲しいですか?」
スー、ユイ「コ●博士の脳味噌と取り替えたいです」

まだまだ花より団子なお年頃ですな。

892-11日 08:11
LoGIRL終了後の食堂で…

モアたん「おやおやユイちゃん、大モリハヤシライスをヤケ喰いしてるところを見ると相当落ち込んでいるようね」
ユイちゃん「・・うぅ、なんであんな変顔しちゃったんだろう…」
モアたん「父兄さんのつぶやきが『ユイちゃんまじユイちゃん』から『えっ⁉︎ユイちゃんなの?マジでユイちゃんなの⁉︎』に変わってたわ」
ユイちゃん「ふぇーん💧」
モアたん「でも正直今日はパッとしてなかったけどあれで一発逆転ユイちゃん全部もってったじゃない!」
ユイちゃん「・・・そうかなぁ?」
モアたん「そうそう、ユイちゃん最高!」
ユイちゃん「エヘヘ、ならいっか」
モアたん「そうよ、だってユイちゃんだもん!」
スー様「ハーイ!メタルクイーンのすぅちゃん登場っ!お嬢ちゃん達何かお困りかしら?」
モアたん「たった今困った状況になったわ。せっかくユイちゃんのご機嫌が直ったんだから余計な事は言わないでね。」
スー様「お安い御用で!ところで今の制服って良いわよね、スーもちゃくりたかったなぁ」
ユイちゃん「う、早くも咲希の奴の新ネタをっ⁉︎」
モアたん「早速余計な事を」
スー様「ユイちゃんの変顔白眼にはやられたわ、キツネの写真と並べられるのはスーの特権だったのにユイちゃんバージョンも出来てたわ」
ユイちゃん「うわ〜ん(>_<)」
モアたん「スーちゃんホント何しに来たのよ!小等部からやり直せよ」
ユイちゃん「こうなったらユイの白眼を超える話題を投下するわ!」
ピッポッパ、プルルルル…
KOBA「もしもし、あっ、ユイ様なんでしょう?」
ユイちゃん「例の話、今から発表ね」
KOBA「えっ⁉︎あれは水曜の祝日って話じゃ……」
ユイちゃん「今すぐよっ!」
KOBA「はっ、かしこまりました!」

っていうのがワールドツアー発表の裏事情だったりして

-2014年12月-小石蹴り部が誕生する前の活動スレ

595-02日 01:42
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい!』第1回

スー「皆んなちょっと聞いて!」
ユイ「ちょっとだけならやぶさかでないゾ」
モア「どうせまたホームセンターで何か訳の分からないもん買ったとかそんな話じゃないの?」
スー「確かにくわがた用の菌糸ビンを10個程買ったけどその話じゃないわ」
ユイ「菌糸ビンじゃなければ何の話?」
スー「実はね、バンドがやりたいの、今度の聖誕祭で」
モア「寝言は寝てから言いなさい!」
ユイ「私達のバックには神様がついているわ、それを差し置いて演奏しようなんざ罰当たりよ」
スー「私の聖誕祭なんだからちょっと位無理言ったっていいじゃない!」
モア「どうせモアが勧めたアニメ観て影響されたんじゃない?」
スー「エヘヘ、バレたか〜、だって『けいおん!』のユイちゃん、名前はアレだけどかわいいんだもん!」
ユイ「私に謝れ!」
スー「だって『エンジェルビーツ』の中の『ガルデモ』の二代目ボーカルのユイちゃん、名前はしょうもないけどキュートでかわいいんだもん!」
ユイ「私と全国のユイちゃんに謝れ!」
スー「という訳で聖誕祭まであと20日切ったけど明日から特訓ね!」
ユイモア「マジでか⁉︎」

こうしてスーメタルの思い付きで始まったバンド作戦、果たしてどうなっちゃうのか⁉︎

つづく

599-03日 13:06
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい』第2回

モア「それでスーちゃん具体的に何か決まってるの?」
スー「・・いや、何も……」
ユイ「って事は勢いだけでそんなこと言い出しやがったのね?」
スー「う、うん、そ、そうかな?てへっ♥︎」
モア「じゃまたお疲れ!シーユー!」
スー「うおい、ちょっと待て!」
モア「何よ、ウチらはスーちゃんと違って忙しいんだから!7日もさくらのイベントがあるんだからねっ!」
スー「そこをナントカ話だけでもお願いしますm(_ _)m」
ユイ「じゃ聞くだけだからね」
スー「かたじけない、ではまずバンドの構成から。ギターボーカル私!」
モア「ちょっと待て!ベビメタでギターと言えばまずモアじゃね?」
スー「ですが今回私が弾き語りたいのでモアちゃんにはベースにまわってもらいます」
モア「ブーブー」
スー「そしてドラムには身体能力の高いユイちゃんにやってもらいます」
ユイ「20日やそこらでやれる気がしませーん!」
スー「大丈夫ユイちゃんなら」
モア「で?曲はなにやんの?」
スー「それはおいおい……」
モア「帰ろ、ユイちゃん!」
ユイ「帰ろ、モアちゃん!」
スー「ゴメンゴメン違うの、えっと、オ…」
ユイモア「オ?」
スー「Only Fox God Knows!」
ユイモア「神頼みぢゃねぇかよっ!」

それはそうと『涼宮ハルヒの憂鬱』の学園祭回での挿入歌『God Knows』は是非皆さんに聴いてもらいたい名曲Death!リンクとか貼れないけど…

605-06日 07:48
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい!』第3回

スー「でもね、実はコーチはお願いしてあるんだ」
モア「コーチ?スーちゃんにしては段取りがいいわね」
スー「最初ね、神バンドの人達にお願いしたら忙しいしムリとか寝言は寝て言えだの言われて断られたんだけど、教えるの上手そうでヒマそうな奴知ってるから紹介してやるって」
ユイ「それって男の人?大丈夫なの?」
スー「詳しい事は聞いてないけど、なんかシスコンだから平気みたいよ」
モア「余計心配だわっ!」
スー「でね、すでに此処に呼んであるのよ」
ユイモア「マジでかっ?」
男「コンコン、すみません」
ユイモア「わっ⁉︎来たっ!」
スー「どうぞお入り下さい」
男「失礼します」
モア「なんか冴えない人キタ」
ユイ「モアちゃん失礼よ、初対面の浪人生に向かって」
スー「あんたが失礼よ!で、何浪されてるんですか?」
男「すみません、一応浪人生では無いのですが小さな音楽教室で講師をしていますヤブイヌと申します」
ベビメタ「どうぶつかよっ!」
ヤブ「まあ愛称みたいなものです。宜しくお願いしますm(_ _)m」
ベビメタ「宜しくです!」
モア「っていうか私達みたいなロリカワな女子に変な気とか大丈夫ですか?」
ヤブ「え?いや自分子供にどうとか思いませんから」
モア「カッチーン、それはそれでなんかムカつく」
ユイ「ちょこん」
スー「出た、ユイちゃんの小石蹴り必殺ポーズ!」
モア「いやーんそんなに見ないで!モアのドキドキ伝わっちゃう」
スー「出た、モアちゃんの小悪魔アピール!」
ヤブ「君達面白いね」
ユイモア「げっ⁉︎ノーダメージ⁉︎」

つづく

610-09日 10:16
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい!』第よんっ回

ヤブ「えー、とりあえずお話は聞いておりますが、とにかく時間が無いのでどんどん進めていきましょう」
ベビメタ「…はい」
ヤブ「まずやる曲なんですが、特に決めて無いならば私の方で決めさせていただきます。」
スー「気持ち良く歌って弾けるならなんでも…」
ヤブ「まあそれは練習次第ですが、あなた達の持ち歌で最適な曲は『止まない雨』だと思います。理由はいくつか挙げられますが、まず楽曲の速度がこの曲以外の楽曲は素人では絶対無理な事、そして個々のパートがギターソロさえやらなければ案外簡素化出来る事、特にベースでの下降進行などしっかりおさえとけばそれで曲の流れが表現出来ます。それとユイメタルさんとモアメタルさんは確かピアノで参加されたと思いますが、そういった意味では楽譜的な構成など理解度が深いかと思いますし、その楽譜と言えば曲自体ギターソロパートを飛ばせばハ長調/イ短調で♯、♭がゴチャゴチャ付かないから分かり易いかと思うからです。」
モア「なんかいきなり語りだしたよ、この人」
ユイ「よくわからないけど私達でもなんとかなるって事なのかな?」
ヤブ「はい、モアメタルさんはギターをやってるという事なので、むしろ単音弾きのベースなら左手は楽だし曲が速く無いので右手もなんとかなります」
モア「ですよね!」
ヤブ「ユイメタルさんはドラムをお願いしますが、実は基本的なビートを刻むだけなら運動神経が多少良くて頭の切り替えの早い人なら2、3日でなんとかなります。まあ無理にオカズ入れたりしなければですけどね」
ユイ「ホントっ⁉︎ユイでも出来るの?」
ヤブ「ユイメタルさんはあれだけのダンスをこなすのでリズム感、体力的にも何ら障害もありません」
ユイ「やれそうな気がしてきた!」

つづく

619-13日 05:15
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい!』第5回
ヤブ「そうですねむしろスーメタルさんの方が課題が多いかもしれません」
スー「げげっ⁉︎ですよね〜」
ヤブ「スーメタルさんの歌は素晴らしいです。人類の宝と言っても過言ではありません」
スー「い、いきなり、な、何を言い出すのよっ!」
モア「あらスーちゃん顔真っ赤ね!このメタルクイーン風情が!」
ユイ「そんなこと言われ慣れてるでしょ、このメタルクイーン風情が!」
スー「そ、そんな事無いわよっ!あとメタルクイーン言うな」
ヤブ「いえ、本当ですよ。近年カラオケの普及で歌の上手い人は沢山いますが、バンドに負けない声と世界観を持った才能ある者は極僅かです。貴女はその選ばれし者の中でも頂点に立てる方です」
スー「そ、そんな褒めそやかして私を、く、口説こうとしてるのねっ!わ、私はそんな、か、か、簡単な女ぢゃ無いんだからねっ!」
ユイ「あからさまに簡単な女のリアクションだわ」
モア「スーちゃん萌え♡」
ヤブ「なんか激しく誤解されてますが、ギターを弾く事によってその歌の方が損なわれたら本末顛倒です。そうならないように明日からギターの特訓しますよって話です」
スー「・・はいすみません…」
ヤブ「では明日までにアレンジしたスコアを用意しますのでまた明日ここで」
モア「で?結局ヤブイヌさんは何処の予備校生なんですか?」
ヤブ「僕ですか?そうですね、僕は神様になり損ねた男、ですかね…」

つづく

621-14日 05:18
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドをやりたい!』第6回

ー翌日ーー
ヤブイヌ「皆さんお忙しいのによく集まれましたね」
モア「ホントよもう!このメタルクイーンのおかげで!」
ユイ「殺す気かっ!って感じ、このメタルクイーンのせいで」
スー「二人とも忙しいのに本当にゴメンね…あとメタルクイーン言うな」
ヤブ「ではアレンジしたスコアを書いてきたので渡しますね。ギターとベースは弦とフレットの位置を特定出来るTAB譜というのも書いてあります、あとドラム譜はあまり気にしなくていいですから構成とリズムパターンを頭に入れて下さい」
モア「流石浪人生は仕事が早い!」
ヤブ「いえ、僕受験生じゃないですが今は多少時間が使えるので…」
ユイ「流石ニートは仕事が早い!」
ヤブ「なんかランク下がりましたがまあそんなところです」
ヤブ「ではどうやって練習を進めていきましょうか?ギターとベースは同時に見れますが、ドラムはさすがに別じゃないと無理があるかな…」
ユイ「それなら大丈夫!さっき神バンドの青山田さんに頼んだら教えてくれるって!」
スー「えーっ、マジ⁉︎」
モア「モアも神バンドの某さんに頼んだら教えてくれるって言った!」
スー「えーっ、なんで⁉︎二人とも私が話した時はシッシッって感じでとりあってくれなかったのに!」
モア「スーちゃんおねだり下手だから、JKのくせに」
ユイ「スーちゃん男の人だとキョドるからJKのくせに」
スー「流石BBMズ!侮れない!あとJK言うな」
ヤブ「それは最高の先生が出来ましたね、お二人は勝ったも同然です」
ユイモア「でしょ〜?」
ヤブ「ところで基本的な質問なんですがスーメタルクイーンさん」
スー「クイーン言うな」
ヤブ「ライブで演奏する事、上の人に許可を得ていますか?」

つづく

623-15日 18:41
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい!』第7回

スー「・・きょ、許可とおっしゃいましたか?・・Only ふぉっ…」
モア「神頼みは通じないわよ、罰当たりクイーンがっ!」
ユイ「世の中なめまクイーンがっ!」
スー「だって私のお誕生日のパーリィーだからちょっとくらいワガママ言っちゃおうかな、なんて…」
ヤブイヌ「スーメタルさん、お祝いしてもらうことと勝手放題するのとでは違いますよ。あなた方のステージは緻密な演出で成り立っている筈です。後から不測の事態を盛り込む事は相当大変な仕事ですよ、ちゃんと上の方にお伺いたててきて下さい」
スー「・・・はい、分かりました…」

そして翌日、いつもの事務所のスタジオで・・
ヤブ「どうでしたか?」
スー「はい、ステージの最高権限者のKORAさんに言ってみたところ、寝言は寝てから言えこのポンコツペチャクイーンが!って言われちゃいました…」
モア「妥当な意見ね、特にペチャの部分が」
ユイ「むしろ優しい方だゾ、えぐれクイーンって言われなかっただけでも」
スー「ヒドい言われようだわ!まあそれでも一応チャンスをもらったの」
ヤブ「チャンス、ですか?」
スー「本番5日前のリハまでに形になってたら考えてもいいって言われたの」
ヤブ「更に時間が無いですね…直ぐにでも練習を始めなくては間に合いません」
スー「ところが困った事態に…」

つづく

624.626-17日 08:22
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい!』第8回
 
ヤブイヌ「どんな事態が起きちゃいましたか?」
スー「実はこのスタジオとか他の人が使う事になったから使用禁止って言われたのです。あとダンスレッスンも1時間増しになりました…」
モア「それってあからさまに妨害工作じゃね?そんな事されちゃうと逆にヤル気になっちゃうんだけど?」
ユイ「ふっ、ベビメタも舐められたものね…いいわっ!やってやろうじゃないのっ!そんな悪条件ごと吹き飛ばしてやるんだから!」
スー「二人ともヤル気になってくれたのね!嬉しいわ!よーし、こうなったら周りの人をギャフンと言わせちゃうぞー」
ユイモア「おーっ!っていうか今時ギャフンって言うか?」
ヤブ「はい、ではメンバーの結束も良い感じに強化されたところで具体的な練習方法を考えましょう」
モア「もあはナントカなるよ、ベースも借りたし」
ヤブ「ちゃんと4弦ですか?」
モア「いえ、間をとって5弦になりました」
ヤブ「えー、充分過ぎます」
ユイ「ゆいも大丈夫!この前神バンドのスタジオの時やらせてもらったら案外出来た!全く問題ないわ!普通の人が3日かかるところを3分で出来るようになったゾ」
ヤブ「それは頼もしいですね、流石ですユイメタルさんは。ではやはり問題はスーメタルさんですか…」
スー「・・・ですよね〜」
ヤブ「ではこれから時間が有る時はスーメタルさんはうちに来て下さい」
スー「へっ⁉︎」
ユイ「おやおや、スーちゃんお持ち帰られ⁉︎」
モア「っていうよりスーちゃん通い妻っ⁉︎」
スー「えっ、ええええーーっ⁉︎」
ヤブイヌ「ここは事務所の持ち物だから秘匿性も高くて便利だったのですが…一般のスタジオやカラオケボックスだとスーメタルさんの素性が割れて大騒ぎになってしまうかもしれません。その点うちはそこそこおんぼろアパートですが人の往来は少ない上に多少部屋を防音改造してあります、大家さんや近所の方もうるさくないので大丈夫かと思います」
スー「つ、つまり泣こうが喚こうが聞こえないって事ねっ!」
ヤブ「流石に喚けばお外にまる聞こえだとは思いますが僕はそんなにスパルタではないですよ?」
モア「アハハハ、そっちだ」
ユイ「スーちゃん安心ね!」
スー「うー、なんか負けた気がするのは何故?」

すぅ10分後・・・
ヤブ「あっ、ここです」
スー「な、何にも、し、しないでしょうね?」
ヤブ「えっ?しますよ」
スー「い、いやあーっ!」
ヤブ「ギター練習したり歌ったり」
スー「・・まあそうですよね、って私何舞い上がってるんだろ…まるで初めて男の人の家にあがるみたいに、ってまあ実際初めてなんだけど…」
ヤブ「どうかしましたか?」
スー「いえいえなんにも!」
ヤブ「ギター以外何にもありませんが上がって下さい」
スー「すみません、お邪魔します、ってホントになんにも無い!テレビやタンスも無い!借金のカタに取られたんですか?」
ヤブ「いや、男の一人暮らしなんてこんなものですよ」
スー「そうなんですか?」
ヤブ「それよりギターはコレを使って下さい」
スー「あ、カワイイ!白に紅いハートのドットが入ってる!」


629-18日 07:47
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい!』第9回
 
スー「このギターの形、『ガルデモ』のユイちゃんのと一緒だ!あとハルヒの長門有希ちゃんのとも一緒だ!」
ヤブ「このギターはギブソンというメーカーのSGという機種です。そこそこ薄くて軽いので女性にも扱い易いギターです。妹が使っていたものなので可愛らしいペイントを施してありますが各所調整してありますので今日からコレを使って練習して下さいね」
スー「いいんですか?じゃあお借りしますね」
ヤブ「どうぞ。そして練習は本番を想定して常にスタンディングで行ないますのでストラップを肩からかけてみて下さい」
スー「こうですか?」
ヤブ「ああいいですね、妹と背格好が変わらないので高さも丁度ですね。SGは多少ヘッドが下がり気味の重心なんですがまあ大丈夫なようです」
スー「ありがとうございます、シスコンさん」
ヤブ「何故かディスられた気がしますがギターを構えたポジショニングとスタイルはとても重要でこれが不自然だと上達しないと言っても過言ではありません」
スー「ああ、それは分かる気がします、とりあえず基本が大事という事ですね?」
ヤブ「ハイ勿論そうなんですが、今回の場合はスクランブルかかってますから理解するよりもとにかく丸覚えしてしまいましょう!本来ならチューニングのマスターで3日位かけたいところですが…」
スー「そうですね、じゃあクイックコースでお願いします」
ヤブ「ではまず当面必要な名称だけ言います。弦は下の細い方から1弦〜6弦、そっちのペグという糸巻きで音程を調整します。ボディから出てる細長い部分がネックで左手で押さえる所が指板でそれを区切ってる金属の棒がフレットと言います」
スー「ひぃ〜、覚えられるかなぁ」
つづく

633-19日 00:56
BMラノベ『すぅ誕祭でバンドがやりたい!』第10回

ヤブ「まあその辺の細かい事は自然に覚えていきます、とりあえず曲のコード進行を説明しますね。
スー「コード進行?」
ヤブ「まあ伴奏の事ですかね。ギターでは和音の事をコードと言いますが時間が無いので歌詞に合わせて押さえる弦を機械的に覚えてしまいましょう」
スー「分かりました」
ヤブ「では止まない雨を練習しましょう」
C CM7 Am Am7
どうして眠れないの

F FM7 Dm7 E7
どうして夜はおわるの

ヤブ「Aパートはこんな感じです。2拍ずつコードチェンジしますが偶数めのコードはベース音の下降の経過音を表現しているだけなので、ベースのモアメタルさんに任せてもいいです」
スー「何の事やらさっぱりですが分かりました」

Am AmonG# Am7 D7onF#
要らない何も明日さえも

F G7 C
君がいない未来

ヤブ「Bパートではイ短調からベース音が半音進行で下降してサブドミナントまで行って→ドミナント→トニックと曲を完結させます。破綻無く美しい進行ですね」
スー「何の呪文でしょう?」
ヤブ「そして今のパートをもう一回繰り返してサビにいくのですが、2回目は

F G7 Csus4 C
そばにいて欲しかった
と、トニックコードのCに落ち着く前にsus4がはいります」
スー「・・・・」

634-19日 02:11
ヤブ「そしてサビにいきます」

E7.Am・Em・F・C
絶望さえも光になる

Dm・・C・・D#dim・・E7
止まない雨が降り続いても

Am・・Em・F・C
絶望さえも光になる

Dm・・C・・D#dim・E7・Asus4・A
悲しい雨が虹を架けるよ どこまでも

ヤブ「これで1番は終わりですね。特長としてはサビはイ短調なんですが最後は長調で終わってます。よくある手法ですが効果的ですね」
スー「・・・・」
ヤブ「そして一回しか出てこないDパートです」

F・・・・・G・・・
二度と会えないけど

E・・・・Am・・・G
忘れないでいたいよ

F・・・F#dim・・・E
夢が続くなら覚めないで

ヤブ「そしてここからイ長調に転調して延々ギターソロですがそこは飛ばして2番→サビ2回繰り返してエンディングという流れですね。それでイントロと最後のピアノをマニュピレの方で何とかしてもらえば完成です」
スー「随分簡単に言ってくれちゃいますが私、出来るのでしょうか?」
ヤブ「努力次第と言ってはそれまでですが苦労するのはやはりFのコード位ですかね。だけどそれもエレキギターの弦は細くて柔らかいから大した事ない筈ですよ」
スー「だといいんだけど……」
ヤブ「スーメタルさんは何故バンドをやろうと思ったのですか?」
スー「バンドが出てくるアニメとか観てたらなんかカッコよくてやってみたくなっちゃった、っていうのもあるんだけど将来的にはシンガーソングライターになるのが目標だからそういう活動もしてみたくて」
ヤブ「貴方なら出来ますよ、きっと。だからこそ今頑張っておきましょう」
スー「はい!」

636-19日 10:14
ヤブ「やはり左手のコードを押さえるのは難しいようですね、まあ当たり前なんですけど」
スー「指が痛いですっ」
ヤブ「まあ指先の皮が硬くなるまでは我慢して練習するしかないですね」
スー「挫けそうですっ」
ヤブ「大丈夫ですよ、貴女の細長い指はギターに向いてます。リズム感は当たり前ですが凄く良いので右手のストロークは全く問題ないです。じゃあ試しにこういう練習をしてみましょう」
スー「ひゃっ⁉︎わ、私の背後をとってどういうつもりっ⁉︎ち、ち、近いんですけどっ⁉︎」
ヤブ「とりあえず僕が左手の担当をするので右手と歌をやってみて下さい」
スー「な、なんだ、そういうことか」
ヤブ「昔よく妹とこういう練習をしたもので…」
スー「…まあいいわ、やってみましょう」
ヤブ「本番ではもし左手が戸惑ったり間違ったりしても歌だけは止めないでくださいね。それは事故と同じレベルになってしまいます」
スー「そんなことはいつも心掛けていますってば!」
ヤブ「この曲は良い曲です。多くのメイトさん達に支持されているようです。それもこれも貴女が歌うからこそですよ。貴女のその声だからこそですよ」
スー「・・・・・」
ヤブ「スーメタルさん?どうしました?固まってしまって、顔が紅いですよ?紅月ですよ?」
スー「う、うるさいうるさいっ!み、み、耳元でそんなイヤラシイこと囁きやがってっ!ちょ、ちょっと暑いだけよ照れてなんかいないわっ!って何でこの家は冷蔵庫も無いのよ!お茶買ってらっしゃい!今すぐよっ!」
ヤブ「な、なんかよく分からないけどすみませんすみませんごめんなさいすぐにお茶買ってきます!」
・・・・・バタン

637-19日 12:06

スー「ふう〜、ヤ、ヤバかったわ!不覚にもドキドキするところだったわ、ドキモだわ!私ったらJKのくせにっ!ってJK関係ないか。全くなんなのあいつ、まあ私の女子力で上手く誤魔化したけどね」
謎のおばさん「コンコン、ヤブイヌさん居る?お家賃の事でちょっと、ってわぁーーっ!」
スー「わぁーーっ!」
謎のおばさん「びっくりしたあっ!ちょーびっくりした!」
スー「すみませんすみません違うんです、私通りすがりの野良女子高生なんです他意は無いんですっ!」
大家「あーびっくりした!わたしゃ此処の大家のおばさんだお、そこな生JKは何者なんだい?」
スー「違うんです違うんです、連れ込まれたとか拉致とか監禁とかそういうんじゃ無いんです!」
大家「ああ分かってるよ、あの男にそんな甲斐性はありゃしないよ!あたしがびっくりしたのはあんたがヤブイヌさんの妹にソックリだったからさ」
スー「えっ⁉︎妹さんに?」
大家「背格好とか羨ましい感じの艶やかな黒髪とか生意気そうな眼差しとか良く聞こえそうな耳とか逆に反った肘とか諸々」
スー「なんか軽くディスられた気がしますがそうだったのですか…」
大家「そうかなるほどね、まあ何にも無いところだけどゆっくりしてきな」
スー「すみません、お騒がせします」
大家「じやあねーしーゆー!」
スー「はい、しーゆー!・・・ふぅ、びっくりした、まさか人が訪ねてくるなんて……それにしてもあいつ普段女っ気無さそうな言われ方だったわね、イヌのくせに感心ね」
ヤブ「ただいま、お茶買ってきました〜」
つづく
 

641-19日 17:58
ヤブ「お待たせしました、お茶買って参りました」
スー「もう!遅いぢゃない!女の子を独り置き去りで何処行ってたのよ!こんな殺風景なところで怖かったんだからっ!」
ヤブ「すみません、金属女王様!間違えてDr.ペッパー買っちゃったり顔なじみのどら猫に会っちゃったりしたら時間かかっちゃいました、あとそもそも何で僕が外出したのか思い出してくれると嬉しいです」
スー「それならしょうがないわ。ってか女王様言うな!あと大家のおばさんが来たんだお」
ヤブ「原因の方はスルーなんですね、そして大家さん何か言ってましたか?」
スー「それは何だか忘れたけど私ってあなたの妹さんに似てるんですって?」
ヤブ「はい、背格好とか美しい黒髪とか生意気そうな眼差しとか良く聞こえそうな耳とか逆に反った肘とか…」
スー「分かったからもういいです…」
ヤブ「それと控え目な胸とか…バキッ!ゴフッ!・・スーメタルさんギターでぶったら痛いです」
スー「いい?これから寝る時は『貧乳はステータスDeath!』って3回唱えてから寝るのよ、分かった?あとスーメタルって呼び方も万が一人に聞かれたらなんなので名前で呼んで下さい」
ヤブ「はい分かりましたおすずちゃん、だから続きやりましょう」
スー「・・・そうね私も時間を無駄には出来ないわ、例え町娘風に呼ばれたとしても」
ヤブ「先ずは5日前の試験に向けて頑張りましょう!」
スー「おーっ!」

つづく

642-20日 04:05
そして本番5日前のバンド許可試験・・
KORA「まあギリギリ合格かな」
スーユイモア「やったーっ!」
KORA「正直モアメタルは最初から心配して無かったけどユイメタルは想像以上に良かった!まさか6連のツーバスまで入れてくるとは、全く曲には関係無いけど。そしてスーメタル、流石にギターの腕ははまだまだだけどそこはコーラスとリバーブのエフェクトかけて何だったらO村君かLada君にサポートして貰えばどうにかなるだろ。歌の方は手ぶらの時より良いくらいだった、よくここまで仕上げたな」
スー「本当にやっていいんですか?」
KORA「勿論、今回のサプライズは君らのバンド演奏さ!紙芝居も作ってある。まあね、メイトの間にも君らのバンド演奏を望む声が結構あったからね。勿論学芸会レベルの演奏されるより歌とダンスに力入れろって意見もあるんだが聖誕祭くらいはいいんじゃないかってね」
モア「最初からやらせるつもりだったんじゃん!あの妨害工作とかなんだったのよ?」
KORA「あれは君らの本気度を試してヤル気を引き出す演出さ」
ユイ「流石やり手プロデューサー様だわ、私達すっかり手の平の上ね」
KORA「スーメタルがバンドバンドって騒ぎだした時から密かに計画していたのさ、ヤブイヌ君をさりげなく引きあわせたのもね」
スー「ヤブイヌさんは何者なんですか?神様になり損ねた男って言ってたけど…」
KORA「そいつは逆だな、むしろ神様を蹴った男だね、彼は。神バンド発足当時ギターは彼を軸に考えていたんだけど突然辞退しちゃってさ」
スー「そうだっんですか……」

つづく

644-20日 08:23
スー「ピンポーン♪来ちゃった♡」
ヤブ「ガチャリ、おやこれはおすずちゃん、こんな時間に学校はどうしたの?」
スー「明日の聖誕祭で今日も忙しいからお休みしたの」
ヤブ「つまり学校サボって男の家に上がり込んできたってワケだね?イケナイ娘だなぁ」
スー「うふふふふ・・・って何変な言い方してんのよっ!わ、私がわざわざ忙しいのに最後のレッスン受けに来てあげたのにっ!あ、ありがたく教えなさいよねっ!」
ヤブ「すみませんすみませんそちらのノリに合わせたのになんか不条理を感じなくもないけど教えさせて下さい」
スー「ふん、まあいいわ。それと今日は物凄く忙しいにも関わらず私が自ら食べ物を作ってきてあげたわ、どうせロクなもの食べてないんでしょう?」
ヤブ「前回何を食べたか思い出せない程度には食べてないです」
スー「やっぱり。じゃあドライタイプと缶に入ったのとどちらがいい?」
ヤブ「さすがにドッグフードは遠慮しておきます」
スー「ウソよ、ちゃんと作ったの。食べて」
ヤブ「マジっすか⁉︎いただきます」
スー「どうぶつの餌付けって気分いいわね」
ヤブ「美味しいので文句は言いません。そういえば今日は学校帰りではないので私服なんですね?」
スー「あ、気付いちゃった?」
ヤブ「素性がバレない様に体操服っぽい地味な格好してきたんですね?」
スー「・・・・やっぱお姉ちゃんに相談すれば良かったかな・・・」

ヤブ「今日は大した事出来なかったけどお疲れ様です。最後に一つ言っておきますが貴女は類稀なる才能を持っています。自分を信じて思いっきりやって下さい」
スー「もう、時々真顔でそんな事言うんだから……あ、明日ね車が迎えに来るからこっち寄って貰ってギターはその時取りに来る。ヤ、ヤブイヌさんも一緒に乗ってけば?ステージ観てくれるんでしょ?」

つづく

645-20日 10:17
そして当日の朝会場入りする車内で・・
モア「一つ年食ったスーちゃんはご機嫌ね!」
ユイ「一つ年食ったスーちゃんはむしろお誕生日じゃなかったら実力で黙らしたくなる程のテンションね!」
スー「すみません、ギター取りに寄りたい所があるのでお願いしまーす」

スー「メギツネコンコン、ヤブイヌさん居ますかー?」
大家さん「おお、生JK待ってたよ」
スー「あ、大家さんヤブイヌさん見ませんでしたか?」
大家「あれ⁉︎あんた知らないの?ヤブイヌさんなら知り合いのやってる音楽院の講師に呼ばれてアメリカの何処だかに移住しちゃったよ。今頃飛行機の中じゃね?」
スー「えっ⁉︎な、何それ⁉︎聞いてない」
大家「本当は11月いっぱいで出国する筈だったんだけどやる事が残ってたって20日程出発を延ばしたのさ。」
スー「だから部屋の中に何にも無かったんだ……」
大家「そうそう、あんたが来たらコレを渡してくれって頼まれてたんだよ」
スー「・・ギター・・」
大家「これはヤブイヌさんの妹さんの形見だろ?大事にしないとね」
スー「えっ⁉︎か、形見⁉︎…」
大家「それも聞いて無かったのかい?ヤブイヌさんの妹さんは2年くらい前に事故で亡くなっているんだよ」
スー「う、うそ⁉︎な、亡くなっているの⁉︎どうしよう、そんな事知らずにシスコンだの何だのっていっぱいからかっちゃった…」
大家「あんたあれだろ?なんちゃらってグループの歌の娘だろ?妹さんを亡くしてちょっとした頃ヤブイヌさんがこのグループのバッグバンドやるからって聴いてた曲の声とあんたの声は一緒だもん。で、結局ヤブイヌさんその話断ったって言ってたけど多分あんたを見ると妹さんを思い出して辛かったからだろうね…」

つづく

646.647-20日 12:44

モア「一つ年食ったスーちゃんは躁鬱が激しくて近寄れないわ」
ユイ「一つ年食ったスーちゃんはそろそろ本番だというのに大丈夫かな?」
モア「ヤブイヌさんの所に寄った後からこの調子だわ、何かあったのかしら?」
ユイ「ヤブイヌさんに何かされた?いいやそれは無いな……何だろ?」
ユイモア「心配だわ〜」

スー( ギターケースに手紙が入ってたわ…『おすずちゃんお誕生日おめでとう。このギターはバースデープレゼントだ、君にこそ相応しい受け取って欲しい。

ヤブイヌの手紙の続き『このギターは君が羽ばたく力になるだろう、そして僕はいつでも君を見守っている』

スー(そうか、多分私はあの人の事が好きだったのかもしれない…この切ない気持ちが恋と言うのならそうだったのかもしれない…だけどその気持ちは16才だった私に預けて封印しよう…さよなら16才だった私、そして17才の私はこのギターに相応しいよう、あの人が誇れるようになろう、愛だ恋だは仮の姿が言う言葉、だって私はスーメタルだから…皆んなの待ってるステージへ行こう!そして力の限り歌うんだ!それが私の応えだから、あの人への恩返しだから!)
スー「よしっ!行くよっ!ユイちゃん、モアちゃん!」
ユイ「アレレ、一つ年食ったスーちゃんは立ち直りが早くて立派になったゾ」
モア「おやおや、一つ年食ったスーちゃんはちょっと頼もしくてお姉ちゃんに見えたゾ」

そして熱狂のライブは始まった・・!

つづく

648-20日 14:38

客席「あれ?なんか見慣れない紙芝居が始まったぞ」「何か新展開か?」
ナレーション「・・・そして狐様に捧げる音楽を自ら奏でるのであった」
客席「マジか⁉︎3人が演奏するみたいだぞ!すげえー」「このイントロ『止まない雨』だ!」

♪どうして眠れないのどうして夜は終わるの(大丈夫、あれだけ練習したんだから間違えたりしないわ)
♪要らない何も明日さえも君がいない未来(何か呪文の様な事言われたBパート、モアちゃんのベースが支えてくれてるわ、君がいない未来か……)
♪ どうして笑ってたのどうして寂しかったのに誰も知らない本当はただそばにいて欲しかった(見てて欲しかったな…)
♪ 絶望さえも光になる止まない雨が降り続いても絶望さえも光になる悲しい雨が虹を架けるよどこまでも(サビの入りが力入れ過ぎで音程上がらない様にって言われたっけ)
♪二度と会えないけど(二度と会えないけど)忘れないでいたいよ(忘れないでいたいよ)夢が続くなら覚めないで(もう限界かな・・・)
ステージで泣かない誓いを破ってしまったスーメタルだったが絶対に歌を止めない約束は号泣しながらも守った…こうしてスーメタルは止まない雨の本当の意味を知るのであった…
♪止まない雨が心満たすよいつまでも…

・・この日のステージは語り継がれる伝説になった・・・

649.650-20日 15:01

BMラノベ『すぅ誕祭でバンドをやりたい!』bonus track

5年後アメリカのとある地方都市・・・

少年「ヤブセンセイ、Babymetalハシッテルカ?」
ヤブ「そうだね、僕の知る限り世界最高のユニットかな」
少年「ダロ?サスガヤブセンセイ、ワカッテルゼ!ジツハコンドヨウヤク全米ツアーガキマッタンダヨ!コッチノ方ニモ来テクレナイカナ?ソレカラ大キイフェスニモ出ルンダヨ、メインステージノトリダッテヨ!ガガト同ジアツカイサ!」
ヤブ「それは凄いね」

少年「ボク聴キタイ曲ガアルンダヨネ」
ヤブ「何の曲だい?」
少年「No Rain, No Rainbowッテ曲サ!」
ヤブ「その曲は僕も一番好きだよ」
少年「ダロ?バースデーライブトカ特別ナ時シカヤラナイケドコノ曲ハ3人ガ演奏スルンダヨ!一番最近デハスーメタルガギターソロマデ弾イタラシイヨ!ソシテ何ヨリイツモcoolデカッコイイスーメタルガコノ曲ヲ歌ウ時ダケ必ズ泣キナガラ歌ウノサ!」
ヤブ「僕はこの曲がかかったらスーメタルより先に涙を流す自信があるよ」
少年「ナンダヨソレ、変ナノ」
ヤブ「…何だろうね…本当に……」


 

2014年11月-

400-12日 12:58
お昼の妄想小説『替え歌は悪魔の調べ』

ベビメタちゃん御一行はロンドン公演を大成功のうちに終わらせ、只今機上の人であった。そして退屈していた。
スー「ユイちゃんそのお菓子ちょっとくれない?あ、モアちゃんその漫画貸してくれない?」
モア「出たよ、スーちゃんのくれないの騎士様モード!」
ユイ「ほっとくと更にウザくなるからなんかして遊ぼう」
モア「そうね、じゃあ第399回ベビメタ恒例替え歌合戦ーっ!」
スー、ユイ「わーわーパチパチ」
モア「それじゃあ今日はモアとユイちゃんが対戦するからスーちゃんは審判ね!」
スー、ユイ「おっけー!」
スー「ではいくよー、1回戦は持ち歌対決ーっ!ユイちゃんから」
ユイ「じゃあ『いいね!』のサビ 〜かーがやーいてー小ー鳥もモッシュシュー♪」
スー「あらかわいい!インコのオスが激しくヘドバンしながらメスにのしかかる様を歌ったのね!ユイちゃんらしいわ!」
ユイ「若干曲解があるけどそんな感じよ」
モア「次モアね、じゃあ『ドキモ』の歌詞で、〜だって具志堅参加のガールズトークでちょーやばーい、チョッチュ、チョッチュ♪」
ユイ「具志堅ガールじゃないじゃん!」
スー「アハハ(^^)コレはインパクトあるわね、この勝負はモアちゃんの勝ちね」
ユイ「次は負けないじょー」
モア「望むところよ」

ほのぼのとした雰囲気の中始まった替え歌合戦だったが後に訪れる恐怖をこの時は誰も知らないのであった……

つづく

因みにわたくしは割と最近まで本当にそういう歌詞だと思ってました(^_^;)

428-13日 12:31
お昼の妄想小説『替え歌は悪魔の調べ』第2話

ロンドンからの帰還途中、機上で替え歌合戦に興じる3人であった。

スー「じゃあ第2回戦は童謡対決ね!はい、ユイちゃんから」
ユイ「では古時計の歌いきまーす!♪おーおーきなノッポは当たり前ー小さなノッポはいないー♪」
スー「きゃあユイちゃんカワユイーっ!思わずぷにらせて!ホレぷにぷにーっとね、ほらモアちゃんも一緒にぷにぷにー、ってアレっ?モアちゃん今日はぷにらないの?ノリが悪いわねー」
モア「今度は我が輩の番でいいんだな?ではやらせて貰うぞ、『かっこう』だ」
スー「モアちゃんベタね、どうせ静かな股間とか言うんでしょ?」
モア「♪しーずかな湖畔の森の陰からー」
スー「あら、普通な入りねぇ」
モア「♪もう起きちゃいけない過去があるー、過去ー過去ー消せない過去ー♪」
スー「何があったの⁉︎森でっ!」
ユイ「消せない過去ー」←輪唱してて今終わった
スー「この勝負はモアちゃん不気味だからユイちゃんの勝ちね」
ユイ「わーい!」
モア「……ククク…」

この時既にモアには別の人格が宿っていたのだが2人がそれを知るのはまだもう少し先の事だった…

つづく

469-14日 12:53
お昼の妄想小説『替え歌は悪魔の調べ』第3話

スー「よーし第3回戦は懐メロ対決ーっ!」
ユイ「わーわードンドンパフパフ」
スー「じゃあユイちゃんからどうぞ!」
ユイ「では太田裕美の『木綿のハンカチーフ』歌いまーす」
スー「いつの歌?よく知ってるね」
ユイ「よくわからないけどお母さんがカラオケで歌うの」※フィクションです
ユイ「♪こーいーびとーよー、僕はーさーきだつー♪」
スー「いきなり自殺宣言⁉︎」
モア「うむ、自殺志願者か。オジーの奴の1枚目だな」
ユイ「だいたいにおいてこの歌の女は男が恋人よって語りかけているのに必ずイイエで全否定だし!何様だっちゅう話deathよ!そりゃあ男も死にたくなるっしょ!悔しかったら肥やし買ったら?って言いたいわね!プンプン」
スー「なんだか分からないけど四十後半から上のおじちゃんは頷いているような…」
モア「では我が輩の番だな。ちあきなおみの『喝采』だ」
スー「こりゃまたコロッケのモノマネでしか聴いたことないよ」
モア「♪いつものよおーにまくーやぶーり♪」
ユイ「……何のまくかな?」
スー「……いやな予感しかしないからとりあえずスルーしておこうか?」
モア「すこぴーの4枚目じゃ!」
スー「モアちゃんのやつよくわからないけどチョイチョイメタルっぽいネタを挟んできたわね」……ヒソヒソ……
ユイ「もしかしたら女優菊地最愛としてなんかの設定になりきっているのかもしれないからとりあえずほっといてみようか」……ヒソヒソ……

こうして異変は見逃され尚も勝負は続くのだった。因みにこの対決は引き分けに終わったのでした。

つづく

496-15日 12:29
お昼の妄想小説『替え歌は悪魔の調べ』第よんっ話

スー「それじゃあ次の対戦はアニソン対決ーっ!」
ユイ「わーわーヒューヒュー」
モア「では我が輩からいかせてもらおうかの」
スー「いいよーハイ」
モア「日曜夕方の国民的アニメじゃ」
ユイ「あれ⁉︎モアちゃんならもっと最近の進撃とかラブライブ!とかかと思ったけど意外ーっ」
モア「♪おたから咥えたサ*エさん♪」
スー「・・・・・・・」
ユイ「・・・・・・・」
モア「んわっぷぷ」
スー「・・・今のはおまんじゅうをつまらせたのかな?」
モア「いや、どちらかというとおまんとは対極に位置する…」
スー「えーと、アウトdeath、この勝負ユイちゃんの不戦勝!」
モア「では続きまして2番を」
スー「ガン無視⁉︎っていうか2番あるの?」
モア「♪オンナを買おうと街までーでーかーけたーらー♪」
スー「もう出だしからゲスなんですけど⁉︎」
モア「♪財布をー忘れてー自分でマスをさんっ♪」
スー「・・・・・・・・」
ユイ「・・・・・・・・」
モア「ギャッハッハッハ、ギャッハッハッハッハッ…」

狂ったように笑うモア、固まる二人。
一体どうしたというのだモアメタル!

つづく

524-16日 13:09
お昼の妄想小説『替え歌は悪魔の調べ』第5話

モア「ギャッハッハッハ!」
ユイ「違ーう!そんなのモアちゃんじゃない!モアちゃんはどんな時も、例え人が見ていなても一流のアイドルであろうと努力してるの!そんなゲスな歌歌わないしそんな笑い方もしないんだもんっ!貴方は誰っ?誰なの?」
モア「クククッ、ようやく気付いたようじゃの?」
ユイ「あなた何なの?モアちゃんは何処?一体何処にやったの?」
悪魔モア「我が輩は悪魔じゃ、先程降臨してこの女の身体をチョイと拝借した」
ユイ「やめて!穢らわしい!早く出て行って!モアちゃんの身体を汚さないで!モアちゃんの身体にキズ一つでも付けたら悪魔だろうと何だろうと私の命に代えてでも貴方を許さない!だってモアちゃんとは辛い時も楽しい時もずっと一緒に頑張ってきたんだもん。今度の新曲だって忙しい中泣きそうになりながら旗の角度からステップの巾まで目を瞑っていてもピッタリ合うまで二人で練習したんだもん!わたしの、わたし達のモアちゃんを返してっ!」
スー「ユイちゃん……」
悪魔モア「あのぉ、感動のシーンで申し訳ないんだけど我が輩を召喚したのおたくなんだけど…」
ユイ「へっ?ああそうだったそうだったゴメンゴメン、あははのはー」
スー「オマエが原因なんじゃん!感動した分返してよっ!」

なんだかよくわからないままつづく

539-17日 14:06
お昼の妄想小説『替え歌は悪魔の調べ』第6話

スー「ユイちゃんまだ悪魔召喚儀式とかやってたの?」
ユイ「うん、毎日の日課だからね、しょうかんたんには止められないよ」
スー「上手くないし笑えないわ!だいたいにおいてこの悪魔何者?何するヤツ?」
悪魔モア「我が輩か?我が輩の名はエッチーブラックモアである!」
スー「えー、なんかベタ」
ユイ「やっべーちょーベタね、ここまで引っ張ってその程度?って感じー」
スー「だったら今まで散々匂わせてきたデー*ン閣下とかでよかったんじゃない?ガッカリだわ」
Bモア「なんかすみません…」
ユイ「で?何するんだっけ?」
Bモア「美少女に卑猥な言葉をなげつけて恥ずかしい思いをさせるのがメインの活動だけど若いバンドメンバーをいびり倒してクビにする事も大事な仕事です」
ユイ「ショボ!わたしこんなヤツ召喚しちゃったの?勘弁して」
Bモア「なんかすみませんホントすみません」
スー「えっ、わたし美少女認定された⁉︎」
ユイ「そこなの?スーちゃん仮にもアイドルだよ?美少女に決まってるじゃない!それに私達の中で誰が一番か投票したらゼッタイベストスリーには入ると思うわ」
スー「そんなー褒め過ぎだよーユイちゃん」 
ユイ「・・・まいっか」

悪魔の正体が分かったもののこの先どうなるのか?モアメタルは無事戻ってこれるのか?

つづく

552-18日 12:59
お昼の妄想小説『替え歌は悪魔の調べ』改め『ハリーさんと賢者の小石』第7話

ユイ「それにしても流石オカルト大国の大英帝国だわ!初めて召喚に成功したわ!」
スー「今までと何が違ったのよ?」
ユイ「ロンドンで自由時間あった時、9と3/4ホームからホグズミードに行って良い魔法薬いっぱい買ったんだー!」
スー「ユイちゃん、日本戻ったらお医者さん行こうか?」
ユイ「何よ、この『ほとんどチチ無しニック』がっ!」
スー「アバダケダブラ!」
ユイ「わっ、あぶねー!いきなり殺傷系の呪文かよっ!」
スー「ユイ許すまじっ!エクスペクトパトローナムっ!」
ユイ「今度は召喚系?どうせスーちゃんの守護霊はキツネでしょ?わっ、みすぼらしい〜ショボ〜い!」
スー「あなた今ベビメタのコンセプト根底から否定したわね」
ユイ「ユイなんてドラゴンよ、ドラゴンふぉー!」
スー「ユイちゃんズルいよー」
ユイ「ほらほら、モアちゃんも一緒にハリポタごっこしよ!」
Bモア「いや、我が輩は今エッチーブラックモアなんで……」
ユイ「ええーっ、まだその設定やってんの?」
Bモア「いや、設定では無いんですけど…」
ユイ「ハーマイオニー役あげるからさぁ」
スー「ええっ?ハーマイオニーは当然わたしでしょ?」
ユイ「何言っちゃってんの?この『ほとんどチチ無しニック』さんは!」
スー「アバダケダブラっ!」
ユイ「あぶねーまたいきなり殺傷系の呪文かよっ!」


つづく

558-19日 13:00
お昼の妄想小説『ハリーさんと賢者の小石』第8話

ハリポタを読んでいない人は分からないネタで展開はつづく……

スー「とにかくハーマイオニー役は死守するわよ!」
ユイ「じゃあ百歩譲ってスーちゃんはルーナ役ね」
スー「えー、なんか微妙!」
ユイ「とんでもない服装感覚とかスーちゃんにそっくりよ(笑)」
スー「クルーシオ!苦しめっ!」
ユイ「あぶなっ!精神崩壊系の呪文とは闇に堕ちたわね!」
スー「くそー、ユイちゃんのやつぅ〜」
ユイ「でもルーナって健気だし(ヲタクの)男子には人気なのよ、あのパツ金も反則よね」
スー「えっ、そうなの?」
ユイ「スーちゃんやらないんじゃユイがやっちゃおうかなー」
スー「え、やっぱわたしやりたいやらせて下さい!」
ユイ「どうぞどうぞ」
スー「げっ!まんまと乗せられた?」
ユイ「じゃあ再開ね、いくわよっ、さあ来い『ほとんどチチ無しニック』!」
スー「ステューピファイ!」
ユイ「うわっ、いきなり麻痺系の呪文とは卑怯なりっ!」
スー「わたしルーナじゃなかったの?」
ユイ「ユイそんな昔の事覚えてなーい、あははのは〜」
スー「チクショー、知ってる呪文がもう無い……苦し紛れでルーモス光よっ!」
某さん「おやおや皆さん楽しそうですね」
ユイ、スー「某さんキターっ!」

この日唯一発動した魔法だった

つづく

563-20日 12:50
お昼の妄想小説『ハリーさんと賢者の小石』改め『中二病でも小石蹴りたい』第9話

スー「某さん某さん、モアちゃんが大変なの、ユイちゃんが召喚したヘンテコな悪魔が取り付いちゃったの!」
某さん「ははは、それは俄かには信じ難い話しですね」
Bモア「オマエ下の方はBOHBOHだな」
某さん「うん、確かにモアメタルさんはそんな下品な事言いませんねぇ」
スー「でしょう?なんとかしないと…」
某さん「ユイメタルさんはなんでそんな事したんですか?」
ユイ「メタラーが悪魔を呼ぶ、これ基本でしょ?それにせっかくオカルト大国の大英帝国にきたのよ?」
某さん「なんか色々間違っていますが、解除方法は無いのですか?」
ユイ「あったらこんなショボいやつソッコー追い返してるわ」
Bモア「さっきから何気にオマエ達失敬だな!コレを見よっ!」ぷーー
スー「あっ、モアちゃんが屁たれた!」
Bモア「ククク、コレを動画でアップするのじゃあ!」
スー「流石にこの攻撃はベビメタとしてイタいわ!」
O村「ヘイユー某ちゃん遅いぜー!トイレ行ったきり帰って来ないから寂しくなって探しに来ちまったじゃねぇかよう!」
某さん「O村殿ーっ!寂しかったであるかー?すまぬー♡!」
スー「こ、この二人こんなでしたっけ?」
ユイ「きっと大仕事終えて油断してるのね、ふふふコレは某さんの誘いウケと見た!」
スー「ああユイちゃんがしたり顔で難しい言葉を……」

つづく

565-21日 12:47
お昼の妄想小説『中二病でも小石蹴りたい』第10話

O村「で、何をしてるんだ?」
某さん「かくかくしかじかでね」
O村「なるほど、それでモアメタル君が悪魔に憑かれたという訳だな」
スー「そんなんですぅ…」
O村「でもおかしいぜ、何で召喚儀式から悪魔が出現するまでそんなに間があったんだ?」
ユイ「それはですね、発動のトリガーをワード認証制にしたからですよ」
スー「何ムダに凝った事してんのよ!」
ユイ「でね、モアちゃんはぷにぷに」
スー「ハッ⁉︎ 確かに替え歌合戦の時ユイちゃんにぷにぷに言った辺りから……」
ユイ「そう、モアちゃんはぷにぷにが合言葉だったの。でね、スーちゃんのキーワードはポンコツなんだ〜」
O村「おいおい、それって今言っちまったんじゃねぇか?」
ユイ「あ、いけない(^_−)−☆、てへ!」
スー「クククッ、ワシの名はスゥ痔ぃスカトロじゃけんのぅ!ちょっぴりお下劣な悪魔じゃあ!」
某さん「また変なのキター!」
O村「微妙にスーメタル君のルーツが垣間見られるところがなんとも…」
スゥ痔ぃ「ガハハハ、がたがたぬかしてるとう*こチビらしちゃるけんのぅ」

更に悪魔が参戦、果たして無事に日本へ帰れるのか?ベビーメタル御一行!

つづく

569-22日 12:46
お昼の妄想小説『中二病でも小石蹴りたい』第11話

O村「ちっ、しょうがねえなあ〜!ここらでちょっち俺様の本当の姿を見せる時が来ちまったようだな!」
某さん「O村殿、どうしたでござるか?その不敵な態度は⁉︎」
O村「俺様の右手人差し指と中指にハマってるこの指輪的な黒い輪っかあるだろ?」
ユイ「ああ、有りますね〜、前から気になってたんですよ!モアちゃんなんかアレは速弾き養成ギプスなんじゃないか?って言ってた」
O村「おっとそいつは逆だな。この指輪的なモノは俺様の闇の力が普段出ないように封印している魔具なのさ!」
ユイ「ウフフ、O村さんってそんな邪気眼キャラだったんですね(笑)」
某さん「O村殿、その設定カッコいいですぞ!」
O村「ちげぇって!本当だよ、見てろ!」
ユイ「ハイハイ、中二乙!」
某さん「O村殿、そろそろイタイですぞ」
O村「こいつを外して、いくぜっ!弾けろリアル!我に力を…」
ユイ「大体においてO村さんも神様設定なのに闇の力って(笑)」
某さん「O村殿、帰国したら一緒に付いていってあげるから病院へ行こう」
O村「おいお前ら、ヒーロー物の悪役でさえ変身ポーズとってる時は黙って見てるもんだぜ!」
Bモア「ときにO村とやら、我が輩の味方になったら我が輩所蔵のヴィンテージのすとらときゃすたあをくれてやってもいいゾ」
O村「んっ?」
Bモア「65年モノじゃ」
O村「・・・・・」
Bモア「指板はもちろんすきゃろっぷしてあるゾ」
O村「・・・・・」
Bモア「見た目はオールドだが太い音が出るようぴっくあっぷもイジってあるゾ」
O村「お前らこれより後はこの方に楯突く事はまかりならん!」
某さん「O村殿ーーーっ!」

つづく

577-25日 12:59
お昼の妄想小説『中二病でも小石蹴りたい』第12話最終回

大方の予想に反してO村の力は本物だったがそれを発揮する前に寝返ってしまった……
某さん「大変ですぞユイメタルさん、我々以外皆んな悪魔側の立場になってしまいましたぞ!」
ユイ「えっ、ユイは召喚サイドだからどちらかというと悪魔の頂点ですYO!」
某さん「げっ⁉︎拙者さびしんBOH?………………ふふふ我が名はヴォルデモート!」
全員「おいっ!」
ユイ「確かに白塗りになった某さんはヴォルデモートくりそつだけどもうハリポタごっこ終わってるし!」
すぅ痔ぃ「ククク、大人しくBOH×2の下半身を晒すのだっ!」
某さん「ちょ待ってちょ待ってー」
CA(キャビンアテンダント)「恐れ入りますお客様方、他のお客様にご迷惑がかかりますのでお静かに願います」
全員「すみませーん」
CA(champion*anal様)「悪い子にはカンチョーしちゃうゾ!」
CA(キャビンアテンダント)「御協力ありがとうございます、それでは引き続き良い旅を!」
全員「はーい!」
CA(champion*anal様)「みんな仲良くしないとカンチョーしちゃうゾ!」
全員「お前はだれなんだよっ!!」

という訳で所詮素人が召喚したヘタレ悪魔は程なく消えていき、適度な暇つぶしになったとさ。
えっ?オチが無いって?まあ機上のお話なんでオチない方がいいかな、って

スー「ベタだわ」
ユイ「ベタね」
モア「ベタよ」
Leda「Ledaよ♡」
スー「あんたもそっち系かよ⁉︎」
ユイ「腐腐腐、彼はきっと総ウケね」
スー「ユイちゃんがまたしたり顔で難しい言葉を……」


536-17日 08:20
スー様「ねえ皆んなどうぶつは何が好き?」
ユイちゃん「毛の生えたどうぶつが好きー!最近寒いからもふもふしたどうぶつー」
モアたん「ユイちゃんは毛の生えたどうぶつか?」
ユイちゃん「・・・はっ?」
モアたん「ユイちゃんは毛の生えたどうぶつか?と聞いておる」
ユイちゃん「スーちゃん助けてー!」
スー様「モアちゃんアウト!」
ゲスマート「モアたんモアたん、いい所知ってるよ!僕と一緒に行こうよー♪」
モアたん「誰だオマエ?バカぢゃね?」
ゲスマート「今日一番のお言葉頂きましたあ!」
ユイちゃん「なんだこいつ?死ね、豚野郎っ!」
ゲスマート「今日一番のお言葉が更新されましたあ!(^^)」

290-06日 15:29
ヨウツベ動画観まくっているところをなんだか横から申し訳ない。
ベビメタちゃんのライブ直後の透視画像が1日遅れで頭に飛び込んできたので報告します。

モア「今日のおねだりお札飛び交っててスゴくなかった?」
ユイ「あれはビックリしたね!今度たまアリでもやってもらおうよ現ナマで!」
モア「例の変態サイトでベビメタちゃんに御年玉を!とか呼びかけたらもの凄いことになるんじゃないかな、あいつらおっさんだけにお金だけは持ってそうだから」
ユイ「最近では華僑とか石油王とか女王様までいるらしいから凄いんじゃね?」
モア「あかんて!そいつら来られへんらしいわ」
ユイ「なんや使えへん奴らやなぁ〜」
モア「それはそうといくらお札撒いて貰っても御賽銭と違ってステージまで届かないんじゃないかな?」
ユイ「それはそうね、そうなるとお掃除オバちゃんのタナボタ独り勝ちね」
モア「だったら私達もライブがハネたらお掃除しましょう!お掃除ちうの写真も公開したら好感度アップの一石二鳥よ!」
ユイ「モアちゃん天才!じゃあ早速効率の良いお掃除の練習をしましょう!」

っていうのがNYでのお掃除写真の真相のようです。
頑張っている彼女達に事務所の大人の方達が沢山御年玉をあげる事を願ってやまないのであります。
なお、BBMの2人を諌める役の紅の騎士様は「私にもくれないかな…」と呟いて掃除機のカタログを見ておりました。
またなんか見えたら報告します。

271-05日 07:46
盛り上がっているところをなんだか横からすまない。
サウンドチェックを終えて控え室でくつろぐ三姫の様子を透視してみたから報告しておきます。

どうやらモアちゃんが他の2人にお気に入りのアニメ『ラブライブ!』を携帯端末で観せている様子。
モア「このお話はね、廃校になりそうな自分達の学校をラブライブっていうスクールアイドルの頂点を決める大会で優勝して救おうって話なの。」
スゥ、ユイ「なんか面白そうね!」
モア「でね、センターのほのかちゃんなんか普段凄くポンコツなのにステージだと輝くの!スゥちゃんとおんなじね!」
スゥ「あまり喜べないな…」
モア「そう言えば前に私達の応援サイトでメロスピってのがラブライブの事ラブバイブって言ってた」
ユイ「またあいつなのぉ?何だろうね、ラブバイブ」
モア「何だろうねー」
スゥ「………………」
ユイ「あれ⁉︎スゥちゃん顔が紅月だよ、大丈夫?」
スゥ「な、な、何でもないからっ!」
モア「そうなの?でね、ほのか達ミューズは友情を深めつつラブライブで優勝するのよー!すごいでしよ?」

というような終始リラックスムードの三姫の様子が見えましたが、ラブライブ!は所詮JKの国内大会、君達が相手にしているのは海外、君達の方がよっぽど凄いんだよ!って思いました。
まあしかしその天然さが物怖じせずに素晴らしいパフォーマンスを引き出しているのでしょうね。
開演まであと僅か、大成功のステージを願ってやまないのであります。
それと海外の人の甲斐甲斐しい動画アップも願ってやまないのであります。

232-04日 05:03
皆さんお楽しみのところをなんだか横からすまない。さっきリハの様子を透視して最新スレに投稿しようとしたのだが此方のほうが相応しい雰囲気だったのですみません。

某さん「久々だけどスーちゃんはまたまた歌が上手くなったね。世界制覇も夢じゃなくなってきたんじゃない?」
スー「そんなー、某さんかわ被り過ぎですよーっ」
某さん「えっ?なんでそれを……いつ見たんだ……」
モア「スーちゃん相変わらずポンコツね!それを言うなら買い被り過ぎでしょ?」
スー「あ、そうかぁスー間違えちゃったテヘペロ」
某さん「…日本人男性の何割かは……ブツブツ……」
モア「こんなスーちゃんだけど紅月歌っている時はホント凄いよね!」
スー「エヘヘ、そうかなぁ〜、明るい曲調もいいけど紅月のような哀しげなメロディーの方が合ってるってよく言われるよ。そういう曲調何て言うんだっけ?短ショーって言うんだっけ某さん?」
某さん「オマエやっぱ見ただろう⁉︎」
モア「スーちゃん引き続きポンコツね!それを言うなら短調よ。英語読みならマイナーね。因みにその反対は和名なら長調、英語読みならメジャーって言うのよ、音楽やってるんだからそれくらい覚えようよ。」
スー「あはは、スーまた間違えちゃったテヘペロ」
某さん「……日本人は外国人に較べて……ブツブツ……」
モア「そう言えばユイは何やってるの?ドラムセットに登ったり飛び降りたり」
ユイ「ユイはね、あらゆる事態に対応出来るように身体能力を鍛えているのよ、忍者のようにね」
スー「ユイちゃん忍者でそうろうか?」
某さん「えっ、何故それを!……」
モア「スーちゃん忍者ならござるじゃね?ってなんだか某さんが膝をついて打ちひしがれてるわ!どうしたのかしら」

透視の結果こんな感じでした。某さんが誰かは明かせないが本番までには立ち直っている事を願ってやまないのです。

234-04日 07:36
ところでさっき現地の盛り上がりを透視してみたのですが、
スー「歌う歌うチョー歌う!」
モア「踊る踊るチョー踊る!」
ユイ「回る回るチョー回る!」
コバ「この調子で新曲いくぜ!」
BOH「もう一本弦増やすぜ!」
Leda「俺も一本増やすぜ!」
ドラムX氏「俺もバスドラもう一個増やすぜ!」
大村・藤岡「ソロを倍の速さで弾くぜ!」
宇佐美氏「超マニュピレるぜ!」
劇場支配人「ジャパンマネーウエルカムネ!」
切符もぎ嬢「モイデモイデモギマクルヨ!」
転売屋「ニッポンジンニチョーヨコナガスネ!」
現地の若いメイト「ショッパナカラトバシマクルヨ!」
汁男優「俺も飛ばす」
現地のベテランメイト「ワレワレモオモイコシヲアゲネバナ!」
AV女優「思い切り腰を突き上げたわ!」

と、こんな感じで盛り上がってました。
またなんか見えたら報告します。

2014年10月-

107-28日 19:26
最近の口癖
「もうちょっとでまたツアーが始まるね〜!」

細菌の口癖
「接触による感染だって!アメリカ行ったら気をつけなくちゃね〜!」

さぬきんの口癖
「皆さんにTEEシャツお届けせねば〜!」

さぬきさん、ひっそりと応援してますよ(^^)

【小石蹴り部】 まーとさんの作品集②
 
http://blog.livedoor.jp/metalboy/archives/18924651.html